セネガ(摂涅瓦[1]: senega学名: Polygala senega)はヒメハギ科多年草

セネガ
セネガ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : マメ類 fabids
: マメ目 Fabales
: ヒメハギ科 Polygalaceae
: ヒメハギ属 Polygala
: セネガ P. senega
学名
Polygala senega
和名
セネガ

特徴

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北アメリカに自生する多年生草本。花期は6月頃で白い蝶形花を咲かせる。

生薬

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日本薬局方においては本種または変種のヒロハセネガP. senega var. latifolia)の根を生薬・セネガとしている。日本ではヒロハセネガを北海道、兵庫県、京都府などで栽培している。

セネガには去痰作用があり、セネガシロップとして使う他、龍角散、改源咳止液Wなどに配合される。

元々はアメリカインディアンのセネガ族がガラガラヘビに咬まれた時、応急に用いたものである[2]。しかし、そのような効果は期待できず、迷信と思われる。

セネガ根のセネガサポニン(senegasaponin)類には小腸でのグルコースの吸収抑制等による血糖値上昇抑制活性が認められた[3]

脚注

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  1. ^ 三省堂百科辞書編輯部編 「セネガ」『新修百科辞典』 三省堂、1934年、1212頁。
  2. ^ 龍角散HPより
  3. ^ 吉川雅之、薬用食物の糖尿病予防成分 『化学と生物』 2002年 40巻 3号 p.172-178, doi:10.1271/kagakutoseibutsu1962.40.172