セニョールバスカドール
この記事は現役競走馬を扱っています。 |
セニョールバスカドール(Senor Buscador)は、アメリカ合衆国生産・調教の競走馬である。主な勝ち鞍は2024年のサウジカップ。
セニョールバスカドール | ||||||||||||
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2023年パシフィッククラシック | ||||||||||||
欧字表記 | Senor Buscador | |||||||||||
品種 | サラブレッド | |||||||||||
性別 | 牡 | |||||||||||
毛色 | 鹿毛 | |||||||||||
生誕 | 2018年5月6日(6歳) | |||||||||||
父 | Mineshaft | |||||||||||
母 | Rose's Desert | |||||||||||
母の父 | Desert God | |||||||||||
生国 | アメリカ合衆国 | |||||||||||
生産者 | Joe R Peacock Sr. & Joe R Peacock Jr. (KY) | |||||||||||
馬主 |
Joe R Peacock Jr →Peacock Family Holdings LP →Joe R Peacock Jr →Sharaf Mohammed S Al Hariri & Joe Peacock Jr →Sharaf Al Hariri and Joe R. Peacock Jr.[1] | |||||||||||
調教師 | Todd W. Fincher(米国) | |||||||||||
競走成績 | ||||||||||||
生涯成績 | 19戦7勝[2] | |||||||||||
獲得賞金 |
43,779,359.25AED[3] (2024年3月30日現在) | |||||||||||
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戦績
編集2歳(2020年)
編集11月6日レミントンパーク競馬場の未勝利戦でデビューを果たし勝利。その後、レミントンスプリングボードマイル(米リステッド)で2番人気に推され、2着に5馬身3/4差をつけて勝利した[4]。
3歳(2021年)
編集リズンスターステークス(米G2)に1番人気で出走するも、5着に敗れた。この後は休養にあて、3歳はたった1戦で終える[5]。
4歳(2022年)
編集1年5ヶ月の休養を経て、条件戦から始動し勝利を収める。この後サンディエゴハンデキャップ(米G2)に出走するも、ロイヤルシップから10馬身差の8着に大敗する。
8月のパットオブライエンハンデキャップ(米G2)ではローレルリバーの3着に好走すると、次走のアックアックステークス(米G3)では、4番人気で出走し、2着に1馬身1/4差をつけて勝利し、重賞初制覇を飾った[6]。その後、11月5日のブリーダーズカップ・ダートマイル(G1)に出走。最後方付近を追走するも最後の直線で伸びを欠き、8着に敗れる。
5歳(2023年)
編集3月5日のカーリボーハンデキャップで復帰して勝利を収める[7]。この後、4月のオークローンハンデキャップ(米G2)は4着、5月のハリウッドゴールドカップは5着と精彩を欠いたが、7月のサンディエゴハンデキャップ(米G2)では道中最後方追走から直線で鋭い脚を伸ばして快勝し、重賞2勝目を挙げた[5][8]。秋に入り、パシフィッククラシックステークス4着、オーサムアゲインステークス3着、ブリーダーズカップ・クラシックは7着とG1競走を3戦するが勝ち切れないレースが続いた。12月のシガーマイルハンデキャップ(米G2)はホイストザゴールドから4馬身離された2着に敗れる。
6歳(2024年)
編集1月27日のペガサスワールドカップでは後方2番手追走から最後の直線で追い込んできたが勝ち馬ナショナルトレジャーにクビ差及ばず2着となる[9]。2月24日のサウジカップでは道中最後方追走から直線で懸命に追い上げてくると、先に抜け出したウシュバテソーロを頭差でかわして1着となり、G1競走初制覇を果たした[10]。3月30日に行われたドバイワールドカップでは道中後方追走から直線でしぶとく脚を伸ばしたがローレルリバーから8馬身半差離された3着に敗れる[11]。帰国後、8月24日のパットオブライエンハンデキャップでは道中馬群から離れた最後方から脚を溜め、直線で懸命に追い上げるも4着に終わると[12]、9月28日のカリフォルニアクラウンステークスと11月2日のブリーダーズカップ・クラシックは共に5着に敗れる。
血統表
編集セニョールバスカドールの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | シアトルスルー系(ボールドルーラー系) |
[§ 2] | ||
父 Mineshaft 黒鹿毛 1999 |
父の父 A.P.Indy黒鹿毛 1989 |
Seattle Slew | Bold Reasoning | |
My Charmer | ||||
Weekend Surprise | Secretariat | |||
Lassie Dear | ||||
父の母 Prospectors Delite1989 |
Mr.Prospector | Raise a Native | ||
Gold Digger | ||||
Up the Flagpole | Hoist The Flag | |||
The Garden Club | ||||
母 Rose's Desert 黒鹿毛 2008 |
Desert God 鹿毛 1991 |
Fappiano | Mr.Prospector | |
Killaloe | ||||
Blush With Pride | Blussing Groom | |||
Best in Show | ||||
母の母 Miss Glen Rose 黒鹿毛 2001 |
Peaks and Valleys | Mt. Livermore | ||
Strike a Balance | ||||
Snippet | Alysheba | |||
Pert | ||||
母系(F-No.) | (FN:23-b) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Mr. Prospector:S3×M4 Blussing Groom:M5×M4 |
[§ 4] | ||
出典 |
脚注
編集出典
編集- ^ “Senor Buscador”. Racing Post
- ^ “Senor Buscador”. Emirates Racing Authority
- ^ “Senor Buscador”. Emirates Racing Authority
- ^ “Senor Buscador From Last to First in Springboard Mile” (英語). www.bloodhorse.com (2020年12月19日). 2024年5月1日閲覧。
- ^ a b Andersen, Steve (2023年7月30日). “Senor Buscador appears to be fully recovered” (英語). Daily Racing Form. 2024年5月1日閲覧。
- ^ Angst, Frank (2022年10月1日). “Senor Buscador Earns First Graded Stakes Win in Ack Ack” (英語). www.bloodhorse.com. 2024年5月1日閲覧。
- ^ Chavez, Felix (2023年3月5日). “Senor Buscador wins Curribot Handicap at Sunland Park Racetrack & Casino” (英語). El Paso Times. 2024年5月1日閲覧。
- ^ 米G2サンディエゴH、セニョールバスカドールが最後方から豪快に突き抜けるJRA-VAN Ver world、2023年7月30日配信・閲覧
- ^ ナショナルトレジャーが米G1ペガサスWCを横綱相撲で制す、今後は中東遠征もJRA-VAN Ver world、2024年1月28日配信・閲覧
- ^ 【サウジC】ウシュバテソーロはあと一歩、セニョールバスカドールの追撃に屈すJRA-VAN Ver world、2024年2月25日配信・閲覧
- ^ 【ドバイワールドC】ローレルリバーが圧巻の逃げ切り、ウシュバテソーロは2着で連覇ならずJRA-VAN Ver world、2024年3月31日配信・閲覧
- ^ 米G2パットオブライエンS、3歳馬のレイジングトーレントがザチョーズンヴロンを下すJRA-VAN Ver world、2024年8月28日配信・閲覧
- ^ a b c “5代血統表|血統情報|Senor Buscador(USA)|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2024年5月1日閲覧。
- ^ “Senor Buscador (セニョールバスカドール)の血統表 | 競走馬データ”. netkeiba. 2024年5月1日閲覧。
外部リンク
編集- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post