セカンド・ウインド
トッド・ラングレンのアルバム
『セカンド・ウインド[3]』(2nd Wind)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、トッド・ラングレンが1991年に発表したアルバム。ライブ・アルバムとは銘打たれていないが、実際には観客を前にしたライブ・レコーディングによる作品で[4]、12人編成のバンドによる演奏が収録されている。
『セカンド・ウインド』 | ||||
---|---|---|---|---|
トッド・ラングレン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1990年 カリフォルニア州サンフランシスコ パレス・オブ・ファイン・アーツ・シアター | |||
ジャンル | ポップ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード | |||
プロデュース | トッド・ラングレン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
トッド・ラングレン アルバム 年表 | ||||
|
解説
編集ラングレン自身は本作について「オペラだとかシンフォニーだとか、新しい領域を切り開いていきたい」と語っている[5]。「スメル・オブ・マネー」「イフ・アイ・ハフ・トゥ・ビー・アロン」「ラヴ・イン・ディスガイズ」の3曲は、元々はミュージカル『Up Against It』のために作られた曲で[6]、ミュージカルは1989年11月14日から12月17日にかけてオフ・ブロードウェイで上演された[7]。本作のためのライブ・レコーディングには、ジャーニー(当時は解散していた)のロス・ヴァロリーが参加している[8]。
ラングレンは本作を最後にワーナー・ブラザース・レコードとの契約を失った。
収録曲
編集全曲ともトッド・ラングレン作。
- チェンジ・マイセルフ - "Change Myself" – 5:22
- ラヴ・サイエンス - "Love Science" – 5:24
- フーズ・ソーリー・ナウ - "Who's Sorry Now" – 6:17
- スメル・オブ・マネー - "The Smell of Money" – 4:06
- イフ・アイ・ハフ・トゥ・ビー・アロン - "If I Have to Be Alone" – 3:53
- ラヴ・イン・ディスガイズ - "Love in Disguise" – 4:04
- カインドネス - "Kindness" – 5:31
- パブリック・サーヴァント - "Public Servant" – 5:40
- ガイアの瞳 - ""Gaya's Eyes" – 6:14
- セカンド・ウインド - "Second Wind" – 7:30
参加ミュージシャン
編集- トッド・ラングレン - ボーカル、ギター
- ライル・ワークマン - ギター、バッキング・ボーカル
- スコット・マシューズ - パーカッション、ギター、サンプル、バッキング・ボーカル
- ロジャー・パウエル - キーボード、バッキング・ボーカル
- ヴィンス・ウェルニック - キーボード、バッキング・ボーカル
- ロス・ヴァロリー - ベース
- プレイリー・プリンス - ドラムス
- マックス・ハスケット - 金管楽器、バッキング・ボーカル
- ボビー・ストリックランド - 木管楽器、バッキング・ボーカル
- シャンディ・シナモン - バッキング・ボーカル
- ミシェル・グレイ - バッキング・ボーカル
- ジェニ・マルダー - バッキング・ボーカル
脚注
編集- ^ ORICON STYLE
- ^ 2nd Wind - Todd Rundgren | Awards | AllMusic
- ^ 日本盤CD(WPCP-4075)の表記に準拠
- ^ 2nd Wind - Todd Rundgren | AllMusic - Review by William Ruhlmann
- ^ 日本盤CD(WPCP-4075)ライナーノーツ(市川哲史)
- ^ Todd Rundgren - 2nd Wind (CD, Album) at Discogs
- ^ Lortel Archives--The Internet Off-Broadway Database
- ^ Get Ready to Rock! Interview with Ross Valory bass player and co-founder of melodic rock band Journey, February 2007 - 2013年11月25日閲覧