セオドア・ローザック(Theodore Roszak, 1933年11月15日 - 2011年7月5日)はアメリカ合衆国歴史学者カリフォルニア州立大学イーストベイ校の歴史学名誉教授[1]小説家。1968年の論文『対抗文化の思想―若者は何を創りだすか』においてよく知られる。

経歴

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カリフォルニア大学ロサンゼルス校学士号を取得し、プリンストン大学で歴史学の博士号を取得した。イーストベイ校(かつてのヘイワード校)に移るまで、スタンフォード大学ブリティッシュコロンビア大学サンフランシスコ州立大学で教鞭を執っていた[2]

1968年、1960年代のヨーロッパと北アメリカにおけるカウンターカルチャーに対する考察を記した論文『対抗文化の思想―若者は何を創りだすか』によって一躍脚光を浴びる[3]

妻ベティと共にアンソロジーMasculine/Feminine: Essays on Sexual Mythology and the Liberation of Women (1969)も出版している。

ノンフィクション以外に、小説家としても活動しており『フリッカー、あるいは映画の魔』や、1995年ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞を受賞したThe Memoirs of Elizabeth Frankensteinなどの作品がある。

関連項目

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脚注

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  1. ^ Princeton Alumni Weekly”. プリンストン大学. 2008年5月11日閲覧。
  2. ^ Stanford Humanities Lab”. プリンストン大学. 2007年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年5月11日閲覧。
  3. ^ Computing and Counterculture”. スタンフォード大学. 2008年5月11日閲覧。

外部リンク

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