セオドア・ビケル
セオドア・メイア・ビケル(Theodore Meir Bikel、1924年5月2日 - 2015年7月21日)は、オーストリア・ウィーン出身で主にアメリカ合衆国で活躍した俳優・歌手。名字は「バイケル」とも表記される。
セオドア・ビケル Theodore Bikel | |
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2002年のセオドア・ビケル | |
本名 |
Theodor Meir Bikel (テーオドーア・マイアー・ビケル) |
生年月日 | 1924年5月2日 |
没年月日 | 2015年7月21日(91歳没) |
出生地 | オーストリア・ウィーン |
国籍 | アメリカ合衆国 |
民族 | ユダヤ系 |
身長 | 185 cm |
職業 | 俳優・歌手 |
ジャンル | 舞台・テレビ・映画 |
活動期間 | 1949年 - |
配偶者 |
Ofra Ichilov (1942-1943) ※離婚 Rita Weinberg Call (1967-2008) ※離婚 Tamara Brooks (2008-2012) ※死別 |
公式サイト | The Theodore Bikel Web Site |
主な作品 | |
『アフリカの女王』(1951年) 『赤い風車』(1952年) |
来歴
編集オーストリア・ウィーンにてユダヤ系ドイツ人(ユダヤ系)の子として生まれる。1938年、アンシュルスののち、家族とともにイギリス委任統治領パレスチナに移住。
1946年にパレスチナを離れ、ロンドンの王立演劇学校で学ぶ[1]。ロンドンとニューヨークで舞台に立ち、トニー賞に2度ノミネートされている。ヨーロッパと中東の多くの言語を話すことが出来、アクセントや方言にも通じている。
1958年の『手錠のまゝの脱獄』でアカデミー助演男優賞にノミネートされた。
また、『スパイ大作戦』、『チャーリーズ・エンジェル』、『ダイナスティ』、『スタートレック』、『ロー&オーダー』、『ナイトライダー』など多くのテレビシリーズにゲスト出演している。
2005年にハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに演劇部門で星を授与されている[2]。
主な出演作品
編集- アフリカの女王 The African Queen (1951)
- 赤い風車 Moulin Rouge (1952)
- 眼下の敵 The Enemy Below (1957)
- 手錠のまゝの脱獄 The Defiant Ones (1958)
- 私は死にたくない I Want to Live! (1958)
- マイ・フェア・レディ My Fair Lady (1964)
- アメリカ上陸作戦 The Russians Are Coming the Russians Are Coming (1966)
- 刑事コロンボ 殺しの序曲 Columbo: The Bye-Bye Sky High I.Q. Murder Case (1977)
- プラスティック・ナイトメア/仮面の情事 Shattered (1991)
- ザ・ターゲット Shadow Conspiracy (1997)
- 罪と罰 Crime and Punishment (2002)