スピリット・イン・ザ・スカイ
「スピリット・イン・ザ・スカイ」(Spirit in the Sky)は、アメリカ合衆国のシンガーソングライター、ノーマン・グリーンバウムが1969年に発表したシングル[3]。
「スピリット・イン・ザ・スカイ」 | ||||||||
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ノーマン・グリーンバウム の シングル | ||||||||
初出アルバム『スピリット・イン・ザ・スカイ』 | ||||||||
B面 | ミルク・カウ | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
録音 | 1969年 | |||||||
ジャンル | サイケデリック・ロック、ハードロック[2] | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | リプリーズ・レコード | |||||||
作詞・作曲 | ノーマン・グリーンバウム | |||||||
プロデュース | エリック・ジェイコブセン | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
ゴールドディスク | ||||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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概要
編集シングル曲として発表された本作品は1969年から1970年にかけて200万枚を売上げ、ゴールドディスクに輝いた[4]。1970年4月18日付のビルボード・チャートで3位を獲得し、同年のビルボード年間チャート22位を記録した[5]。また、イギリス、アイルランド、西ドイツ、カナダ、オーストラリアにおいてそれぞれチャートの1位を占めた。
バーンバウムはカントリー歌手のポーター・ワゴナーがテレビでゴスペルを歌うのを見てこの歌の着想を得たという。「ゴスペル音楽のことは何も知らなかったけれど、これなら俺でも書けると思ったよ。やってみたら簡単にゴスペルが書けた。15分しかかからなかった」とのちに彼は述べている[2]。
歌詞は全編イエス・キリストに対する讃歌であるが、皮肉なことに作者のバーンバウムは厳格なユダヤ教徒であった[2][6]。VH1が一発屋(ワン・ヒット・ワンダー)について特集した番組の中で、アリス・クーパーは当時を振り返り「ユダヤ的な名字を持つ男がキリストの歌を歌っているので驚いた」と語っている。
カバー・バージョン
編集1986年にドクター・アンド・ザ・メディックスのバージョンが、2003年にガレス・ゲイツのバージョンがそれぞれ全英シングルチャート1位を獲得している。
そのほか、エルトン・ジョン(『Chartbusters Go Pop』に収録。録音は1969年 - 1970年)、バウハウス、ケンタッキー・ヘッドハンターズ、DCトークなどがカバーしている。
脚注
編集- ^ 45cat - Norman Greenbaum - Spirit In The Sky / Milk Cow - Reprise - USA - 0885
- ^ a b c Mcnichol, Tom (2006年). “A ‘Spirit’ From the ’60s That Won’t Die”. The New York Times (California) February 2, 2016閲覧。
- ^ Norman Greenbaum - Spirit In The Sky (Vinyl) at Discogs
- ^ Murrells, Joseph (1978). The Book of Golden Discs (2nd ed.). London: Barrie and Jenkins Ltd. p. 280. ISBN 0-214-20512-6
- ^ Billboard Year-End Hot 100 singles of 1970
- ^ Benarde, Scott R. (2003). Stars of David: rock'n'roll's Jewish stories. UPNE. pp. 186. ISBN 1-58465-303-5
先代 ダナ 「若葉の季節」 |
全英シングルチャート 1位 (ノーマン・グリーンバウム・バージョン) 1970年5月2日 - 5月9日(2週) |
次代 サッカーイングランド代表 「バック・ホーム」 |