スパナペンチ
スパナペンチは、かつてプロダクション人力舎で活動していたお笑いコンビ。スクールJCA20期と同期扱い。2014年6月12日解散。
スパナペンチ | |
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メンバー |
永田敬介 高橋諒哲 |
別名 | パナペン |
結成年 | 2009年 |
解散年 | 2014年 |
事務所 | プロダクション人力舎 |
活動時期 | 2009年12月 - 2014年6月12日 |
出会い | 早稲田大学(早稲田寄席演芸研究会) |
旧コンビ名 |
ケチャップリン(永田) ヘイヘイマニー(高橋) |
現在の活動状況 | 解散(永田はピン芸人として活動) |
芸種 | 漫才 |
過去の代表番組 |
学生才能発掘バラエティ 学生HEROES! オンバト+ など |
同期 |
インベージョン 小林ぼっち 真空ジェシカ 裸月光 フルパワーズ マロンフェスタ など |
公式サイト | 公式プロフィール(永田) |
受賞歴 | |
2011年 学生HEROES! 第1回 漫才を愛する学生芸人No.1決定戦 グランプリ[1] 2013年 THE MANZAI 認定漫才師 ワイルドカード進出 |
メンバー
編集永田 敬介(ながた けいすけ、1990年1月20日(34歳)- )
- 正面から見て左側、ボケ担当。
- 身長172cm、体重80kg、やぎ座、血液型O型。
- 東京都練馬区出身、早稲田大学商学部卒業(2017年3月卒)。
- 大学時代、「卒業の見込みがない」と大学側に呼び出されたこともあり、2014年6月時点で在学中だった。一単位だけ残して留年していた。
- コンビ解散後は一度所属事務所を離れ、フリーでピン芸人として活動。
- 2015年2月、秦野俊祐(元リチャード)と限定ユニット「スタローン」を組み、同年のM-1グランプリに出場。3回戦まで勝ち進む[2]。
- 2016年7月11日、大内崇史(元フルパワーズ)とコンビ「馬稼業」(ばかぎょう)を結成。同時にプロダクション人力舎へ再所属となる[3]。
- 2018年11月1日、公式サイトにて馬稼業の解散を発表[4]。解散後も事務所に残り、永田はピン芸人「永田敬介」として活動。大内は2021年11月頃に蜂谷豪孝(元コル)とユニット「BEE8」(ビーエイト)を結成し、2022年1月より正式にコンビとなった[5]。
- 2021年、栗原ヤスユキ(元シャララ)とのユニット「コーツ」として同年のM-1グランプリに出場し2回戦へ進出した。2023年と2024年の同大会では準々決勝へ進出した[6]。
概要
編集早稲田大学高等学院[7]・早稲田大学商学部の同級生。高等学院では約1割が毎年留年するが、1年生を2回することとなった永田と、入学した時の高橋は同じ学年となったがクラスが違い、同じ卒業年に同じ商学部に進んだ後で、寄席研に入り親しくなる。当初はそれぞれ別々でコンビを組んでおり、高橋は「ヘイヘイマニー」、永田は「ケチャップリン」というコンビで半年ほど活動していた。
同時期にコンビを解散し、永田から高橋を誘いコンビ「スパナペンチ」を結成。実は高橋は、他に組みたい同期がおりアプローチをしていた。しかしそのコンビが解散しなかったため、誘い続けてきた永田と組んだ(後に、永田はこの話を2013年10月のライブ中に初めて知り、その同期が誰か高橋に尋ねている)。コンビ名を付けたのは、永田が「唯一心を開いてる友人」と話す寄席研の同期。由来は特にないが、「略して『パナペン』という響きがいい」と決定した。
2011年3月5日、『第1回漫才を愛する学生芸人No.1決定戦』にて優勝[8]。この模様は後日『学生才能発掘バラエティ 学生HEROES!』にて放送された。それをきっかけにプロダクション人力舎から声を掛けられ、同じく決勝へ進出し声を掛けられていた真空ジェシカと共に、翌年から人力舎の所属となる。通常はスクールJCAへ入学・卒業後に下部組織JCAプロモーションを経て正式所属となるのが恒例だが、この2組はそれを経由せずスカウトという形で所属している。また、厳密にスパナペンチは2009年結成だが、結成年数についてはプロデビュー年より数えられるため2012年結成と紹介される(スクールJCA20期と同期扱い)。
2013年、THE MANZAIの認定漫才師となり、本戦サーキットへ進出。ワイルドカード決定戦にまで勝ち残り、決勝戦の敗者復活枠を争った。
2014年6月12日、解散を発表[9]。両名とも所属事務所を離れることを発表した(その後、永田は2016年から再所属)。
芸風
編集主に漫才を行う。設定などに入らないしゃべくり漫才が多い。高橋が話題にした事柄について、永田がとことん否定していくという形のネタが多い。
それぞれの前コンビ時代、高橋はネタを作る側、永田は作らない側であったため、結成当初は高橋がネタを書いていた。その後、主に永田がネタを書くようになった。
主な賞レース戦績
編集エピソード
編集永田
編集- 見るからに暗くテンションが低い。このことで先輩芸人にイジられることが多く、スピードワゴン主催の漫才ライブ「東京センターマイク vol.4」にゲスト出演した際は小沢一敬が永田の事を気に入ったらしくやたらいじり倒していた。かなりの人見知りで相手の目を見ずに話すことも多い。いつも黒い服を着ているが恋をすると白い服を着る。
- ディズニーが好きで、高校時代に東京ディズニーランドの年間パスポートを所有していた。好きなアトラクションは、プーさんのハニーハント、スプラッシュ・マウンテン。永田とのデートを期待した女性に入場チケット2枚をプレゼントされた際、女性よりディズニーを優先し一人で二回行ったという。
- 憧れの先輩芸人は東京03、ブラックマヨネーズ。
- 好きな食べ物は鮭・ポテト、飲み物はメロンソーダ。野菜・アルコールはほとんど口にしない。食べたことがあるものを好むため、口にしたことのない食べ物が多い。大学に入るまでチャーハンを食べたことがなく、果物では苺・葡萄・柿を食べたことがない。「梨はいつか食べてみたい」と発言している。
- 紅茶を飲んだことがなく、ラジオの企画の一部として構成作家で聞き役を務める片野充(小説家・洛田二十日)に勧められ、無糖の紅茶、ミルクティー、レモンティーを初めて自覚的に口にする機会を得る。曰く「僕が人生で絡むことはない」と発言している。
- 中学・高校は帰宅部。
- 自分の星座を知らず、調べる気もない。兄の通っている大学や父親の職業も知らなかった。
- 一番テンションが上がるのはマリオカートをしているとき。選ぶキャラクターはノコノコ。
- 生まれ年では相方の高橋のひとつ上の学年だが、留年しているので高校2年生から同級生。
高橋
編集- 相方の永田と比較され明るい性格だと思われているが、「永田の友達なのだから暗いに決まってる」「永田がこんなに暗いので、自分は明るくなければいけないのではないかと思っている」と発言している(20131105 バカ爆走!)。
- ハゲ家系のため、自身もハゲないように情報収集をしている[10]。2014年の目標は、リーブ21発毛日本一コンテストで優勝すること。
- 憧れの先輩芸人はアンタッチャブル。
- 好きな漫画はナニワ金融道。
- 中学・高校とバスケットボール部に所属。一時期、小学生のミニバスケットボールのコーチをしていた。
- 父親は元芸人で、劇団パークノースシアター主宰・芸能プロダクション㈲パークノース代表の高橋テツ。『学生才能発掘バラエティ 学生HEROES!』(テレビ朝日)で共演した。
- 芸能マネージャーを志していた時期があり、2012年春に人力舎のマネージャー研修を受けている。
- 事務所の先輩の中ではの酒井啓太(リニア(旧S×L))と仲が良い。酒井は「諒哲は性格が悪い」と言っており、ダーツをしている時に高橋が、手にダーツ矢を3本挟んだままハイタッチをしてきた、と話している。それに対して高橋は、酒井があまりにしつこく弄ってくるが先輩なので何もできず、偶然を装い刺してやろうと思った、と答えている。
- 右手でピースができない。
- 普段は眼鏡をかけており、仕事で人前に出る時はコンタクトレンズをしている。そのため、ライブに手伝いで来ていて急遽前説を任された場合など、眼鏡姿でステージに立つこともあった。
出演
編集テレビ
編集ネットラジオ
編集- ジンリキポッドキャスト(人力舎の若手芸人によるポッドキャスト)【iTunesで聴く】【ブラウザで聴く】(2010年5月~)
- 永田敬介の絶望ラジオ(stand.fm、2023年2月26日 - )※永田のみ[11]
ライブ
編集- 人力舎ライブ「Spark」
- バカ爆走!(毎月1日から6日)
- 『永田敬介の絶望ラジオ』公開収録 〜収穫祭〜(stand.fm, TPコーポレーション東京X、2024年11月1日)※永田のみ、第二部令和ロマン高比良くるま参加
- 他
脚注
編集- ^ “わらいを愛する学生芸人No.1決定戦”. わらいのゼミナール. 2020年1月9日閲覧。
- ^ スタローン | コンビ情報 | M-1グランプリ 公式サイト
- ^ “この度、元フルパワーズの大内崇史と元スパナペンチの永田敬介がコンビとして活動をすることになりました。コンビ名は「馬稼業(ばかぎょう)」です。”. プロダクション人力舎 公式Twitter (2016年7月11日). 2022年3月22日閲覧。
- ^ “馬稼業解散のお知らせ” (2018年11月1日). 2016年11月16日閲覧。
- ^ BEE8 | コンビ情報 | M-1グランプリ 公式サイト
- ^ “コーツ | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2024年11月23日閲覧。
- ^ https://yab.yomiuri.co.jp/adv/wol/education/people_111110.html
- ^ “優勝は早稲田大学スパナペンチ「学生芸人No.1決定戦」”. お笑いナタリー (2011年3月6日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ “スパナペンチが解散を発表”. お笑いナタリー (2014年6月12日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ ジンリキポッドキャスト2012年10月
- ^ “永田敬介の絶望ラジオ”. stand.fm. 2023年5月8日閲覧。
外部リンク
編集- スパナペンチ:JINRIKISHA OFFICIAL WEBSITE プロダクション人力舎オフィシャルウェブサイト - ウェイバックマシン(2013年11月5日アーカイブ分) [リンク切れ]- ※旧公式ホームページ
- 永田敬介 : JINRIKISHA OFFICIAL WEBSITE プロダクション人力舎オフィシャルウェブサイト
- 永田敬介 (@nagataksk) - X(旧Twitter)
- 永田敬介 - YouTubeチャンネル
- 永田敬介の絶望ラジオ - stand.fm
- 高橋諒哲 (@spana_ryotetsu) - X(旧Twitter)
- 「わらいのゼミナール」 卒業生プロフィール
- 「早稲田寄席演芸研究会」在籍時のプロフィール - ウェイバックマシン(2021年10月3日アーカイブ分)[リンク切れ]
- 「早稲田大学体験WEBサイト」3年生時点でのインタビュー - ウェイバックマシン(2013年3月2日アーカイブ分)[リンク切れ]