ステイ・ウィズ・ミー (フェイセズの曲)
「ステイ・ウィズ・ミー」(Stay with Me)は、イギリスのロック・バンド、フェイセズが1971年に発表した楽曲。
「ステイ・ウィズ・ミー」 | |
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フェイセズ の シングル | |
初出アルバム『馬の耳に念仏』 | |
B面 | デブリ |
リリース | |
規格 | 7インチ・シングル |
ジャンル | ロック |
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード |
作詞・作曲 | ロッド・スチュワート、ロン・ウッド |
プロデュース | フェイセズ、グリン・ジョンズ |
チャート最高順位 | |
概要
編集1971年11月17日発売の3作目のスタジオ・アルバム『馬の耳に念仏』に収録された。ロッド・スチュワートとロン・ウッドが共作した。同年12月3日にシングルカットされて、フェイセズのシングルとしては初めて全英シングルチャートでトップ100入りを果たし[3]、翌年にはトップ10入りして1972年2月5日付のチャートで最高6位に達した[5]。また、オランダのシングル・チャートでも2週連続4位を記録し、合計5週トップ10入りするヒットとなった[2]。
この曲は、『リード・ヴォーカリスト』(1993年)や『スーパースター・ストーリー〜ザ・ベスト・オブ・ロッド・スチュワート〜』(2008年)といった、ロッド・スチュワート名義のコンピレーション・アルバムにも収録された。また、スチュワートはソロ名義のライヴでもこの曲を歌っており、『アブソルートリー・ライヴ』(1982年)にはティナ・ターナーとキム・カーンズがゲスト参加した際のライヴ音源が収録され[6]、『アンプラグド』(1993年)にはMTVアンプラグドに出演した際のライヴ音源が収録された。
『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・ギター・ソングス100』に於いて、38位にランクイン[7]。
他メディアでの使用例
編集この曲は2005年公開の映画のサウンドトラックで多用されており、『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』[8]、『ロード・オブ・ドッグタウン』[9]、『ウェディング・クラッシャーズ』[10]といった作品で使用された。
カヴァー
編集- エルフ - まだThe Elvesというバンド名だった1971年に、この曲のカヴァーを演奏していた。2011年発売の未発表音源集『And Before Elf... There Were Elves』に収録。
- マニック・ストリート・プリーチャーズ - シングル「シー・イズ・サファリング」(1994年)に、バーナード・バトラーとの共演によるライヴ音源を収録[11]。
- サンダー - コンピレーション・アルバム『ザ・レア、ザ・ロウ・アンド・ザ・レスト』(1999年)に収録。
- デフ・レパード - カヴァー・アルバム『Yeah!〜イエーイ!』(2006年)に収録。
- マクフライ - 2008年に「ドゥ・ヤ」との両A面シングルとして発表。
脚注
編集- ^ 45cat - Faces - Stay With Me / Debris - Warner Bros. - UK - K 16136
- ^ a b dutchcharts.nl - Faces - Stay With Me
- ^ a b ChartArchive - The Faces
- ^ Stay With Me - Faces: Listen, Appearances, Song Review | AllMusic - Review by Bill Janovitz
- ^ ChartArchive - The Faces - Stay With Me
- ^ ロッド・スチュワート『アブソルートリー・ライヴ』日本盤CD(WPCR-75104)ライナーノーツ(天辰保文、1982年10月4日)
- ^ [1]
- ^ Sahara (2005) - Soundtracks - IMDb.com
- ^ Lords of Dogtown (2005) - Soundtracks - IMDb.com
- ^ Wedding Crushers (2005) - Soundtracks - IMDb.com
- ^ Manic Street Preachers - She Is Suffering (CD) at Discogs