スクワール・バイト
スクワール・バイト(Squirrel Bait)は、アメリカ合衆国のロックバンド。1989年にケンタッキー州ルイビルにて結成。
スクワール・バイト Squirrel Bait | |
---|---|
ギタリストのデヴィッド・グラブス(1985年) | |
基本情報 | |
出身地 | アメリカ合衆国ケンタッキー州ルイビル |
ジャンル |
ポスト・ハードコア パンク・ロック インディー・ロック |
活動期間 | 1983年 - 1988年 |
レーベル | ホームステッド |
共同作業者 | ビッチ・マグネット、バストロ、スリント、ガスター・デル・ソル、レモンヘッズ |
メンバー |
ピーター・サーシー デヴィッド・グラブス ブライアン・マクマハン クラーク・ジョンソン ベン・ドートリー |
旧メンバー | ブリット・ウォルフォード |
概要
編集刺々しいサウンドやテンポの変化が著しい音楽性は、1980年代後半以降に流行したグランジや1990年代のマスロックの先駆けとなった。ハスカー・ドゥと並んで、後のワシントンD.C.のポスト・ハードコア・シーンに多大な影響を与えた。
略歴
編集高校時代の同級生同士であったデヴィッド・グラブス(ボーカル、ギター)、クラーク・ジョンソン(ベースギター)、リッチ・シュルター(ドラムス)の3人で結成されたハードコア・パンクバンド、Squirrelbait Youthが前身。1984年にボーカルとしてピーター・サーシー、ドラマーにブリット・ウォルフォードが加入。後にウォルフォードが脱退し、新ドラマーにベン・ドートリーが、2人目のギタリストにブライアン・マクマハンが加入[1]。精力的にツアーを続け、1985年にホームステッド・レコードよりデビューEP、『Squirrel Bait』でデビュー。その後シングルとアルバムをそれぞれリリースした。1988年、グラブスとジョンソンが大学に進学し、バンド内の求心力が弱まり解散。
解散後
編集バンド解散後、グラブスはビッチ・マグネットやバストロ、ガスター・デル・ソルといったバンドの作品に参加したり、メンバーとして加入し活動、ソロのシンガーソングライターとしても活躍している。ドートリーはレモンヘッズに参加し、マクマハンとウォルフォードはスリントを結成した。ジョンソンはグラブスと共にバストロに参加したが、その後は音楽活動から引退しルイビルで弁護士となった。サーシーはBig WheelやStarbillyというバンドに参加し、ソロアーティストとして活動。
メンバー
編集- ピーター・サーシー(Peter Searcy) - ボーカル
- デヴィッド・グラブス(David Grubbs) - ギター
- ブライアン・マクマハン(Brian McMahan) - ギター
- クラーク・ジョンソン(Clark Johnson) - ベースギター
- ベン・ドートリー(Ben Daughtrey) - ドラムス
元メンバー
編集- ブリット・ウォルフォード(Britt Walford) - ドラムス
作品
編集- Squirrel Bait EP (1985年)
- "Kid Dynamite" 7" (1986年)
- Skag Heaven (1987年)
- "Motorola Cloudburst" 7" (1989年)
出典
編集- ^ Strong, Martin C. (2000). The Great Rock Discography (5th ed.). Edinburgh: Mojo Books. pp. 924–925. ISBN 1-84195-017-3