スカイシティー1000

竹中工務店によって1989年に構想されたハイパービルディング

スカイシティー1000とは、竹中工務店によって1989年に構想されたハイパービルディング。居住施設や商業施設、娯楽施設、公園などを建物内に集約し、建物内だけで生活できるような空中都市の実現をめざす。

計画内容

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高さ56mの正六角形型の凹型の段層(空中台地)を14段に重ね、下の段層を大きく、上の段層を小さくすることで全体として側面が緩やかなカーブを描くようにし、また各段層の間に隙間を設けることで、強風の影響を受けにくくする。

段層の凹んだ部分には広場を作り、それを取り囲むようなスペースを居住用などに使う。このスペースには何箇所か隙間(スーパーカラム)を設け、火事が起きた際に被害を受ける部分を最小限にする。

高速のエレベーターやモノレールを走らせ、建物内の移動手段とする。

建築諸元

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  • 高さ:1000m[1]
  • 床面積:800ha[1]
  • 居住人口:35000人[1]
  • 就業人口:10万人[1]

出典

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  1. ^ a b c d 超々高層建築構想 | 竹中工務店”. www.takenaka.co.jp. 2020年12月7日閲覧。

外部リンク

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