スイスホテル南海大阪
スイスホテル南海大阪(スイスホテルなんかいおおさか、Swissôtel Nankai Osaka)は、大阪市中央区難波五丁目の南海なんば駅上に建てられた「南海サウスタワービル(地上36階・高さ147メートル)」内に所在するシティホテルである。ビルの所有者は南海電気鉄道。
スイスホテル南海大阪 Swissôtel Nankai Osaka | |
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ホテル概要 | |
正式名称 | スイスホテル南海大阪 |
ホテルチェーン | スイスホテル |
運営 | SNK Hotels株式会社 |
前身 | 南海サウスタワーホテル大阪 |
階数 | 1, 5 - 36階 |
部屋数 | 548室 |
開業 | 2003年(平成15年)9月1日 |
最寄駅 | 南海電鉄難波駅 |
最寄IC | 阪神高速湊町出口・道頓堀出口 |
所在地 | |
位置 | 北緯34度39分51.2秒 東経135度30分5.2秒 / 北緯34.664222度 東経135.501444度座標: 北緯34度39分51.2秒 東経135度30分5.2秒 / 北緯34.664222度 東経135.501444度 |
公式サイト | 公式サイト |
概要
編集スイートルーム、スイス エグゼクティブ ルームを含む全546室。6つのレストラン&バー、18の宴会場&会議室、スパ&フィットネス、ビジネスセンターなどがある。ロビー・フロントは6階に位置しており、隣接する南海ビルに入る髙島屋大阪店とは5階で直結している。5階の車寄せ南西側に南海バスの高速バスターミナル(なんば高速バスターミナル)を併設している。
難波駅の屋上に超高層ホテルを建設する計画は、関西国際空港の開港を機に難波駅周辺の地域開発構想が掲げられ、その一環として南海電鉄により1988年2月に発表された[1]。これに基づき、同年4月に運営会社として「南海サウスタワーホテル株式会社」が設立(出資比率は南海電鉄40%、南海グループ4社で20%、金融機関10社と地元企業7社で40%)。1990年3月29日に南海グループによる「南海サウスタワーホテル大阪」として開業した[2]。
2003年4月に南海電鉄はラッフルズ・インターナショナル・リミテッドとの間でホテルの賃貸借契約を締結、同年9月3日に日本初のスイスホテルとしてリファインオープン[3]。
なお、スイスホテルは旧スイス航空グループのスイスホテル ホテルズ&リゾーツが運営していたが、2002年にスイス航空が経営破綻したことでラッフルズ・インターナショナルに買収され、スイスホテルの名称はその会社の一ブランドとなった。2006年にラッフルズはフェアモント・ホテルズと経営統合しフェアモント・ラッフルズ・ホテルズ・インターナショナルとなった。スイスホテル南海大阪は同ホテルグループとしては、日本で唯一展開しているホテルである。これにより、会社名はスイスホテル大阪南海株式会社[4]となっている(南海サウスタワーホテル株式会社は2004年4月6日に清算[5])。
また、2016年7月にフェアモント・ラッフルズ・ホテル・インターナショナルがアコーホテルズと経営統合した[6]。これにより当ホテルもアコーホテルズに所属する事になった。
客室
編集- 14階 - 34階 (32階 - 34階はスイス エグゼクティブ クラブフロア)
- プレミアルーム
- グランドルーム
- HOPPL キッズ グランドルーム
- スイス アドバンテージ ルーム
- スイス セレクト ルーム
- スイス エグゼクティブ ルーム
- ジュニア スイート
- 和楽・和音
- デラックス スイート
- プレステージ スイート
- インペリアル スイート
スイス エグゼクティブ ルーム・スイート・和楽・和音・HOPPL キッズ グランドルームの宿泊者は、33階のスイス エグゼクティブ クラブ ラウンジが利用可能。
レストラン
編集アクセス
編集周辺
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ 南海電気鉄道『南海二世紀に入って十年の歩み』1995年、46頁。
- ^ 南海電気鉄道『南海二世紀に入って十年の歩み』1995年、47頁。
- ^ 南海電気鉄道『南海電鉄最近の10年 創業120周年記念』2005年、39頁。
- ^ スイスホテル南海大阪 会社概要
- ^ 南海電気鉄道『南海電鉄最近の10年 創業120周年記念』2005年、102頁。
- ^ “アコー、ラッフルズなど3ブランド買収、154軒を追加”. トラベルビジョン (2016年7月18日). 2016年7月30日閲覧。
外部リンク
編集- スイスホテル南海大阪 公式サイト