ジョン・ネルソン (指揮者)
ジョン・ウィルトン・ネルソン(John Wilton Nelson, 1941年12月6日 – )は、アメリカ合衆国の指揮者である。
ジョン・ウィルトン・ネルソン | |
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生誕 | 1941年12月6日 |
出身地 | アメリカ合衆国 |
学歴 | ジュリアード音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 指揮者 |
経歴
編集コスタリカのサンホセにおいてアメリカ人の両親の許に生まれる。イリノイ州フィートン・カレッジに学んだ後、ジュリアード音楽院でジャン・モレルに師事。
1976年から1987年までインディアナポリス交響楽団の音楽監督に就任し、この間にエレン・ターフィ・ツウィリッヒ作品集とチャールズ・マーティン・レフラー作品集の2つの商業録音をニューワールド・レーベルに残した。セントルイス歌劇場では、1985年から1988年まで音楽監督を、1988年から1991年まで首席指揮者を務めた。1983年から1990年まではニューヨーク州カトナーのカラマー国際音楽祭でも音楽監督に就任している[1]。1998年9月にパリ室内管弦楽団の音楽監督に就任するが、2007年3月に、2007年から2008年の定期が終わると退任することを宣言した[2]。
ロマン派音楽やバロック音楽の優れた解釈でとりわけ名高く、とりわけベルリオーズの歌劇を得意としている。世界各地のほとんどすべての大都市に定期的に客演しており、たとえばニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団やフィラデルフィア管弦楽団、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、ピッツバーグ交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、ロンドン交響楽団、ドレスデン・シュターツカペレ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、パリ管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、王立ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団と共演してきた。
合唱曲にも興味を持ち、古典的な宗教曲の普及という目標を掲げて、合唱指揮者としての活動にも取り組んでいる。アニータ夫人とパリ在住。
外部リンク
編集脚注
編集- ^ "John Nelson Resigns As Caramoor Director". New York Times, 26 August 1989.
- ^ "US Conductor John Nelson to quit Paris ensemble after 10 years". Agence France-Presse, 29 March 2007.
先代 アイズラー・ソロモン |
インディアナポリス交響楽団音楽監督 1976年–1987年 |
次代 レイモンド・レッパード |
先代 (不詳) |
セントルイス歌劇場音楽監督 1985年–1988年(音楽監督), 1988年–1991年(首席指揮者) |
次代 スティーヴン・ロード |