ジョン・ジェイクス
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ジョン・ジェイクス(John William Jakes、1932年3月31日 - 2023年3月11日[1])は、アメリカ合衆国のSF作家、ファンタジー作家、児童文学作家、歴史小説家。シグマ・デルタ・シカゴ国際新聞協会、アメリカSF作家協会、推理作家協会[要出典]の会員。
人物・来歴
編集シカゴ生まれ。デポウ大学卒業。オハイオ州立大学で英文学の修士号を取得。 1952年、大学在学中に短編 Machine で「F&SF」誌からデビュー[2]。
日本では彼の初期の姿であるヒロイック・ファンタジーの作家(それもロバート・E・ハワードの亜流)ないし、スペース・オペラ作家としてしか知られていないが、アメリカでは重厚な歴史小説の書き手として有名である。 歴史小説の代表作として、アメリカ創成期の100年間を舞台にした大河小説「ケント家物語」のほか、「North and South Trilogy」、「Crown Family Saga」などがある。
また、1960年代に結成されたアメリカ剣士と魔術師ギルドというヒロイック・ファンタジー作家グループの一員となった(リン・カーター、L・スプレイグ・ディ・キャンプ、との3名で創設)。
著作リスト
編集第二銀河系シリーズ (Dragonard Trilogy)
編集- 『星界の王死すとき』(When the Star Kings Die (1967) 、野田昌宏訳、ハヤカワ文庫SF) 1979
- 『今宵われら星を奪う』(Tonight We Steal the Stars (1969)、野田昌宏訳、ハヤカワ文庫SF) 1979
- The Planet Wizard (1969) :未訳
戦士ブラクシリーズ (Brak the Barbarian)
編集- 『戦士ブラク対謎の神殿』(Brak the Barbarian (1968) 、一ノ瀬直二訳、創元推理文庫) 1973
- 『戦士ブラク対女錬金術師』(Brak the Barbarian Versus the Sorceress (1969) 、一ノ瀬直二訳、創元推理文庫) 1977
- 『戦士ブラク対吸血双生児』(Brak the Barbarian Versus the Mark of Demons (1969) 、一ノ瀬直二訳 、創元推理文庫) 1978
- Brak: When Idols Walked (1978) :未訳
ケント家物語 (Kent Family Chronicles)
編集- 『私生児』(The Bastard (1974)、森本路子訳)
- 『反逆者』(The Rebels (1975) 、森本路子訳)
- 『探求者』(The Seekers (1975) 、森本路子訳)
- 『復讐者』(The Furies (1976)、森本路子訳)
- 『大立者』(The Titans (1976) 、森本路子訳)
- 『戦士達』(The Warriors (1977) 、森本路子訳)
- 『無法者』(The Lawless (1978) 、森本路子訳)
- 『新世界』(The Americans (1979) 、森本路子訳)
関連事項
編集- 『南北戦争物語 愛と自由への大地』(執筆小説“North and South”三部作のテレビドラマ化)
出典
編集- ^ “John Jakes, Author of the Miniseries-Spawning ‘North and South’ Trilogy, Dies at 90” (英語). Hollywood Reporter. (2023年3月14日) 2023年4月2日閲覧。
- ^ 『星界の王死すとき』(早川書房、1979年)巻末「訳者あとがき」(野田昌宏)
外部リンク
編集- 公式サイト(英語)
- FantasticFiction — bibliography and book covers