ジョナサン・アイザック
ジョナサン・アイザック (Jonathan Judah Isaac , 1997年10月3日 - )は、アメリカ合衆国・ニューヨーク州ブロンクス区出身のプロバスケットボール選手。NBAのオーランド・マジックに所属している。ポジションはスモールフォワードとパワーフォワードを兼ねるコンボフォワード。
オーランド・マジックでのアイザック (2019年) | |
オーランド・マジック No.1 | |
---|---|
ポジション | PF/SF |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1997年10月3日(27歳) |
出身地 |
ニューヨーク州 ニューヨーク市ブロンクス区 |
身長 | 208cm (6 ft 10 in) |
体重 | 104kg (229 lb) |
ウィングスパン | 216cm (7 ft 1 in)[1] |
キャリア情報 | |
高校 | IMGアカデミー |
大学 | フロリダ州立大学 |
NBAドラフト | 2017年 / 1巡目 / 全体6位[1] |
オーランド・マジックから指名 | |
プロ選手期間 | 2017–現在 |
経歴 | |
2017- | オーランド・マジック |
2018 | →レイクランド・マジック |
受賞歴 | |
| |
Stats Basketball-Reference.com | |
経歴
編集ハイスクール
編集フロリダ州ネイプルズのバロン・コリアー高校に入学し、1、2年次を過ごし、3、4年次にはハリウッドのインターナショナルスクールに通った。さらに、IMGアカデミーに入学し[2]、4年次で、1試合平均17.6得点記録し、IMGアカデミーを21勝-10敗の好成績に導く一方で、1ゲーム平均10.リバウンドをも記録した。ハイスクールのキャリアを通して、彼は入学時から最上級生までに身長が6インチ伸び、当初のコンボガードから、スモールフォワードとパワーフォワードを兼ねるコンボフォワードへ転身した。大学のリクルート評価では、5スターとして評価され、ESPNによって2016年の12位にランクされた[3]。 2015年7月5日、IMGアカデミーでの前期が終わった後、フロリダ州立大学に進学する予定であることを公表したが、2016年2月5日には、NBAドラフトエントリーの意思もあわせて発表した。2005年以来、NBAドラフトに高校から直接エントリーする最初の合衆国の高卒として、2016年のNBAドラフトへのエントリーの可能性を探っていることに言及した[4]。その発表の4日後、結局、2016年のNBAドラフトにエントリーすることは断念し、2016-17シーズンをフロリダ州立大学でプレープレーすることを再確認した[5]。
氏名 | 出身 | 高校 / 大学 | 身長 | 体重 | コミット日 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ジョナサン・アイザック #4 SF |
ネイプルズ | IMGアカデミー | 6 ft 9 in (2.06 m) | 190 lb (86 kg) | 2015年7月6日 | |
リクルート スターレーティング: Scout: Rivals: 247Sports: ESPN: | ||||||
全リクルート順位: Scout: 5th (3 SF) Rivals: 8th 247Sports: 8th (2 SF) ESPN: 12th (4 SF) | ||||||
出典:
|
カレッジ
編集2016-17シーズンが始まる前に、カール・マローン賞の候補と見做されていた。、11月15日、シーズン2試合目で、20得点を獲得し、99-78でアイオナ大学に勝利した。アイザックは11月20日にデトロイト大学戦で、14得点、10リバウンドでシーズン初のダブルダブルを記録した。2016年11月15日から20日までのプレーによりACCアワードオブザウィーク賞を獲得した。2017年1月18日、ノートルダム大学戦で、23得点、10リバウンド、7ブロックを記録し勝利に貢献した。2017年2月8日、ノースカロライナ州立大学に対して95-71の勝利では、21得点を獲得した。シーズンを通して、チームメイトのドウェイン・ベーコン、ザビアー・ラサン・メイズと並んでチームリーダーとみなされていた。彼らは、全米で6番目のチームと考えられていた。ACCトーナメントの第2シードとして、フロリダ州立大学は準決勝でヴァージニア工科大学を破ったが、準決勝ではノートルダム大学に敗れた。その後チームはNCAAトーナメントに進んで、西で第3シードを獲得した。フロリダ州オーランドのアムウェイセンターでFGCUとの最初のラウンド86-80で勝利した。しかし、彼らは第11シードのザビエル(66-91)に打撃を与え、32ラウンドで敗退した。NCAAトーナメントキャリアとなる2試合で25得点を獲得した。新入生シーズンの終わりに、彼は2017年のオールACC新入生チームに選ばれた。それに加えて、大学最終3年間を免れ、 2017年のNBAドラフトにアーリーエントリーすれば、2016年のNBAドラフトでデンバー・ナゲッツから19位指名を受けたマリック・ビーズリーに続いて2人目となる1巡目指名を受けると予想され[6]、2017年4月1日2017年のNBAドラフトにアーリーエントリーすることを表明した。
NBA
編集オーランド・マジック
編集2017年のNBAドラフトにアーリーエントリーし、オーランド・マジックから6位指名を受けて入団した[7]。2017-18シーズンは27試合に出場し、平均19.9分で5.4得点・3.7リバウンド・0.7アシスト・1.2スティール・1.1ブロックなどを記録した。6位指名ながらオールルーキーチームには選出されなかった。
2018-19シーズンは75試合に出場し、平均26.6分で9.6得点・5.5リバウンド・1.1アシスト・0.8スティール・1.3ブロックなどを記録した。
2019-20シーズン、2019年11月6日のダラス・マーベリックス戦では13得点・10リバウンド・5アシスト・4スティール・6ブロックの好成績だったが、あと1スティールがあればファイブ・ファイブズを達成するところだった[8]。
2020-21シーズンは、2020年8月に前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまい、シーズン全休となった[9]。
個人成績
編集略称説明 | |||||
---|---|---|---|---|---|
GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | TO | 平均ターンオーバー数 | PPG | 平均得点 |
太字 | キャリアハイ | * | リーグリーダー | † | 優勝シーズン |
NBAレギュラーシーズン
編集シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017–18 | ORL | 27 | 10 | 19.9 | .379 | .348 | .760 | 3.7 | .7 | 1.2 | 1.1 | 5.4 |
2018–19 | 75 | 64 | 26.6 | .429 | .323 | .815 | 5.5 | 1.1 | .8 | 1.3 | 9.6 | |
2019–20 | 34 | 32 | 29.2 | .470 | .340 | .779 | 6.8 | 1.4 | 1.6 | 2.3 | 11.9 | |
2020–21 | 前十字靭帯断裂により全休 | |||||||||||
2021–22 | ||||||||||||
2022–23 | 11 | 0 | 11.3 | .415 | .400 | .556 | 4.0 | .5 | 1.3 | .4 | 5.0 | |
2023–24 | 58 | 2 | 15.8 | .510 | .375 | .720 | 4.5 | .5 | .7 | 1.2 | 6.8 | |
通算 | 205 | 108 | 22.2 | .449 | .341 | .771 | 5.1 | .9 | 1.0 | 1.4 | 8.4 |
NBAプレーオフ
編集シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | ORL | 5 | 5 | 27.4 | .275 | .200 | .875 | 6.2 | .4 | .4 | 1.0 | 6.6 |
2024 | 7 | 3 | 21.0 | .410 | .370 | 1.000 | 4.9 | .4 | .7 | 1.3 | 6.3 | |
通算 | 12 | 8 | 23.7 | .342 | .298 | .900 | 5.4 | .4 | .6 | 1.2 | 6.4 |
カレッジ
編集シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016–17 | フロリダ州立大学 | 32 | 32 | 26.2 | .508 | .348 | .780 | 7.8 | 1.2 | 1.2 | 1.5 | 12.0 |
脚注
編集- ^ “Jonathan-Isaac”. draftexpress.com (2016年). 2021年12月5日閲覧。
- ^ Thamel, Pete. “Could Jon Isaac enter NBA draft straight from HS?”. Sports Illustrated. 2017年7月30日閲覧。
- ^ “Jonathan Isaac Interview - NBADraft.net”. NBAdraft.net. 2017年7月30日閲覧。
- ^ O'Donnell, Ricky. “Jonathan Isaac to test NBA Draft with new loophole”. SB Nation. 2017年7月30日閲覧。
- ^ “FSU hoops recruit Jonathan Isaac will not opt for 2016 NBA Draft”. Tallahassee Democrat. 2017年7月30日閲覧。
- ^ “FSU's Jonathan Isaac declares for NBA draft”. orlandosentinel.com (2017年3月24日). 2017年7月30日閲覧。
- ^ “NBA Draft 2017”. basketball-reference.com (2017年7月). 20117-07-30閲覧。
- ^ “Orlando Magic at Dallas Mavericks Box Score, November 6, 2019”. Basketball-Reference.com (2019年11月6日). 2020年4月5日閲覧。
- ^ “Jonathan Isaac Undergoes Successful Surgery to Repair Torn ACL”. NBA.com (August 7, 2020). August 7, 2020閲覧。
外部リンク
編集- 選手の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference
- Florida State Seminoles bio
- ジョナサン・アイザック - IMDb