ジョッフル (空母)
艦歴 | |
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発注 | |
起工 | 1938年11月26日 |
進水 | |
就役 | |
退役 | |
その後 | 1940年に建造中止 |
除籍 | |
性能諸元 | |
排水量 | 基準 20,000トン |
全長 | 236 m |
全幅 | 24.5 m |
吃水: | 6.5 m |
機関 | |
最大速 | 33ノット |
兵員 | 1,251名 |
兵装 | |
搭載機 | 40(戦闘機15基、攻撃機25機) |
ジョッフル(Joffre)は、フランス海軍の航空母艦。ジョッフル級の1番艦。艦名はジョゼフ・ジョッフルに因む。艦は1938年に起工したが、完成しなかった。
設計等
編集「ベアルン」の運用経験後、フランス海軍は2隻の正規空母の建造を決定した。ワシントン海軍軍縮条約で空母に割ける排水量は一隻辺り18,000トンに制限され、軽巡洋艦2隻分のそれに匹敵するものであった。
兵装は艦橋の前後に両用砲が装備され、いくつかの対空機銃が装備された。飛行甲板は巨大な艦橋と重量を均衡させるため、左舷にオフセットしていた。また、外部リフト1基が飛行甲板後部に設置される予定であり、飛行甲板は船尾楼の前までであった。もう1基のリフトはT字型の形状に艦橋の前に設置される予定であった。格納庫は2段式で、上部格納庫は 159x21m 、下部格納庫は 70x16m の広さであった。
艦は15機のドボワチン D.790 戦闘機(D.520の海軍版)および25機のブレゲー 810 攻撃機(ブレゲー 693 の海軍版)を含む、約40機の航空隊を搭載予定であった。
艦歴
編集「ジョッフル」は1938年11月26日にサン・ナゼール、ペノエ造船所で起工した。しかし建造は第二次世界大戦の勃発により遅れ、1940年6月のナチス・ドイツのフランス侵攻により結局中止された。この時点で工事の進捗率は20%であった。組み立てられた船体は、ドックでその後解体された。
いくつかの資材および設備は姉妹艦の「パンルヴェ」に転用されることとなった。しかし「パンルヴェ」は起工することはなかった。