ジョシュ・ホーキンソン
ジョシュ・ホーキンソン(Josh Hawkinson):本名:ジョシュア・ハーコン・ホーキンソン(Joshua Haakon Hawkinson[2]、1995年6月23日 - )は、アメリカ合衆国ワシントン州シアトル出身の男子プロバスケットボール選手。ポジションはセンター、パワーフォワード。B.LEAGUEのサンロッカーズ渋谷に所属。
2025年1月4日、国立代々木競技場第一体育館にて | |
サンロッカーズ渋谷 No.8 | |
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ポジション | C / PF |
所属リーグ | B.LEAGUE |
基本情報 | |
愛称 | たかちゃん |
国籍 | |
生年月日 | 1995年6月23日(29歳) |
出身地 |
アメリカ合衆国 ワシントン州シアトル |
身長 | 208cm (6 ft 10 in)[1] |
体重 | 106kg (234 lb)[1] |
足のサイズ | 35cm[1] |
キャリア情報 | |
高校 | ショアウッド高校 |
大学 | ワシントン州立大学 |
プロ選手期間 | 2017年–現在 |
経歴 | |
2017-2020 | ファイティングイーグルス名古屋 |
2020-2023 | 信州ブレイブウォリアーズ |
2023- | サンロッカーズ渋谷 |
選手情報 B.LEAGUE.jp |
2023年の日本国籍取得時、日本名を「鷹大(たかひろ)」としたが[3]、この名称は現時点において戸籍上の公式のものとはされていない。
来歴
編集ショアウッド高校からワシントン州立大学に進み、卒業後はファイティングイーグルス名古屋に加入。
2020年、信州ブレイブウォリアーズへ移籍を発表。
2023年2月10日、日本国籍を取得し、リーグ登録区分が「外国籍選手」から「帰化選手」へ変更となったことが発表された[5]。
2月14日、ワールドカップアジア2次予選に臨む日本代表の直前合宿に追加招集された[6]。23日に高崎アリーナで行われた対イラン戦で日本代表デビューを果たした[7]。
2023年6月12日、サンロッカーズ渋谷へ移籍[8][9]。8月25日に開幕したワールドカップに出場[10]。
8月27日に行われたワールドカップのフィンランド戦では、28得点、19リバウンドの活躍で勝利に貢献した。1次ラウンドでは3試合平均で33分出場と非常に長いプレイタイムだったにもかかわらず[11]、順位決定ラウンドでも活躍し、フル出場となったカーボベルデ戦では両チーム最多の29得点を記録し、日本代表をパリオリンピックへと導いた[12]。
人物
編集両親は共に元プロバスケット選手で、父のネルズはノルウェーで、母ナンシーはデンマークでプレーをしていた。父のネルズはバスケットに関わる大会や旅行を企画・運営する会社の経営者でもあり、WBCAの委員やアメリカ代表団の副団長、1982年から1987年までは女子バスケットボールチームのコーチを務めるなど、バスケットボールに深く関わっている[13][10]。
地元のシアトル・マリナーズのファンであり、マリナーズでイチローが長く活躍していたことから日本への関心を深めた[14][15]。自身も高校まではバスケットボールと並行して野球もやっており、150キロ近い速球を投げる投手で有望株であった[10][16]。イチローの引退試合には現地で観戦していた[14]。2023年6月にはイチローと対面を果たし、ユニフォームを交換した[14]。
高校時代の先輩にMLB投手のブレイク・スネルがいる[17]。
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表で活躍したラーズ・ヌートバーとよく間違えられるそうで、街中で「ヌートバー選手ですか?」と声をかけられたことがる[18]。
脚注
編集- ^ a b c ジョシュ・ホーキンソン - B.LEAGUE
- ^ 「ジョシュ・ホーキンソンに24の質問」『月刊バスケットボール 2024年6月号』第52巻第8号、日本文化出版、2024年6月25日、13頁。
- ^ ““日本名”は「鷹大」 ジョシュ・ホーキンソン日本国籍取得の瞬間は「ほっとした」”. basketballnews2for1. 2023年8月7日閲覧。
- ^ “Josh Hawkinson Bio”. WSU Cougars. 2023年2月17日閲覧。
- ^ “信州のジョシュ・ホーキンソンが日本国籍取得「日本を背負うことを誇りに思います」”. バスケットボールキング. (2023年2月14日) 2023年2月14日閲覧。
- ^ “B1信州のジョシュ・ホーキンソン 日本代表候補合宿に追加召集”. 信濃毎日新聞. (2023年2月14日)
- ^ “日本、格上イランに快勝で予選6勝目…ホーキンソン&“現役大学生”金近廉が鮮烈デビュー”. バスケットボールキング. (2023年2月23日)
- ^ ジョシュ・ホーキンソン選手 契約満了及び移籍先決定のお知らせ 信州ブレイブウォリアーズ、2023年6月12日、2023年9月3日閲覧
- ^ ジョシュ・ホーキンソン選手 加入のお知らせ サンロッカーズ渋谷、2023年6月12日、2023年9月3日閲覧
- ^ a b c “ジョシュ・ホーキンソン|日本を愛し、日本のために全力で挑むバスケ一家の申し子”. 日本バスケットボール協会 (2023年8月25日). 2023年8月26日閲覧。
- ^ co.,Ltd, FromOne (2023年8月31日). “日本のゴール下に君臨するホーキンソン…「いい準備ができている」”. バスケットボールキング. 2023年9月2日閲覧。
- ^ Shimbun, The Nishinippon. “【動画】「あなたのおかげです!」終盤3点差迫られるもホーキンソンが執念ゴール、フル出場で両チーム最多29得点 ファン賞賛の嵐「鉄人」「鬼神」「惚れた」【バスケW杯】”. OTTO!. 2023年9月2日閲覧。
- ^ NELS HAWKINSON
- ^ a b c “バスケ&野球の日本代表が“夢の対面”…イチローファンのホーキンソン「一生の夢が叶った」”. BASKETBALLKING (2023年6月16日). 2023年8月26日閲覧。
- ^ “【バスケW杯】ホーキンソン 日本代表を志した理由にイチローの存在 代表最長208cmの武器とは”. 日テレNEWS (2023年8月24日). 2023年8月26日閲覧。
- ^ 【バスケ】ホーキンソン「日本への興味を生み出してくれた」イチローに憧れ高校まで野球と二刀流 日刊スポーツ、2023年8月25日、2023年9月3日閲覧
- ^ “バスケ躍進の“重要人物”ホーキンソンの激動人生…155キロ投げた野球を断念、ホームシックに「まずいな…」父が語る“日本国籍を取得する”まで”. Number Web (2023年9月5日). 2023年9月5日閲覧。
- ^ “ジョシュ・ホーキンソン「ファンが僕とヌートバー選手のことをよく間違える」驚きエピソード公開 比江島慎はむちゃぶりに冷や汗”. スポーツ報知 (2024年1月12日). 2024年7月7日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- ジョシュ・ホーキンソン - B.LEAGUE
- ホーキンソンジョシュ - サンロッカーズ渋谷