ジャンボジェット (航空会社)
ジャンボジェット(英語: Jambojet)はケニアの格安航空会社。ケニア航空の完全子会社で、本拠地はケニアの首都ナイロビに置かれている[3]。
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設立 | 2013年9月13日 | |||
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運航開始 | 2014年4月1日 | |||
ハブ空港 | ジョモ・ケニヤッタ国際空港 | |||
親会社 | ケニア航空 (100%) | |||
保有機材数 | 4 | |||
就航地 | 7 | |||
スローガン | Now you can fly[2] | |||
本拠地 | ケニア ナイロビ | |||
代表者 |
Ayisi Makatiani, (Chair) Willem Hondius, (CEO) | |||
純資産額 | 100,000KSh | |||
従業員数 | 24 (2014) | |||
外部リンク |
www |
社名の「ジャンボ」はスワヒリ語の挨拶"Jambo"(「こんにちは」)に由来しており[4]、通称が「ジャンボジェット(Jumbo Jet)」であるボーイング747との関係はなく [5]、綴りも異なる。また、ボーイング747はジャンボジェット社において運航されていない。(以下、本項における「ジャンボジェット」は旅客機の機種ではなく、すべてこの航空会社の社名を指すものである。)
歴史
編集ジャンボジェット社は2014年4月1日に運航を開始した[6]。 運航にあたり、ケニア民間航空局(KCAA)は国内線に加えてブルンジ、コモロ、コンゴ民主共和国、エチオピア、マダガスカル、マヨット、ルワンダ、ソマリア、南スーダン、タンザニア、ウガンダへの運航許可を2014年1月の段階で与えているが[7]、2015年4月現在で国内線以外の路線展開は行われておらず、国際線の運航許可も2014年9月27日で期限切れ[7]となっている。
業務体制
編集2013年9月の設立時にアイシ・マカティアニが社長に就任し、ウィレム・アレクサンダー・ホンディウスが最高経営責任者(CEO)として指名された[8]。24名の従業員を直接雇用し、ケニア航空から20名のパイロットが出向することになるという。また、30名の客室乗務員がケニア航空以外から雇用されることになっている[9]。
所有者
編集ジャンボジェット社はケニアのフラッグ・キャリアであるケニア航空の完全子会社となっている。単元株価格は20シリングで、発行されている5000株をすべてケニア航空が保有している[10]。
就航地
編集国 | 都市 | IATA | ICAO | 空港名 |
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ケニア | エルドレット | EDL | HKEL | エルドレット国際空港 |
ケニア | キスム | KIS | HKKI | キスム国際空港 |
ケニア | モンバサ | MBA | HKMO | モイ国際空港 |
ケニア | ラム | LAU | HKLU | マンダ空港(ラム空港)[11] |
ケニア | マリンディ | MYD | HKML | マリンディ空港[11] |
ケニア | ウクンダ | UKA | HKUK | ウクンダ空港[12] |
ケニア | ナイロビ | NBO | HKJK | ジョモ・ケニヤッタ国際空港 (ハブ空港) |
機材
編集前述の通り747は利用しておらず、737を主力としている。また2015年3月30日よりボンバルディア DHC-8-Q400の運航を開始した[13]。
機種名 | 運航中 | 発注中 | 定員 | 備考 | ||
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ボーイング737-300 | 3 | – | 142 | |||
ボンバルディア DHC-8-Q400 | 1 | – | 78 | DAC Aviationからチャーターして運航[11] | ||
合計 | 4 | - |
関連項目
編集脚注
編集- ^ 公式Twitterでの回答("We're going to start using JX" (@FlyJambojet/status/454520225585975297) - X(旧Twitter))
- ^ “Kenya Airways executive to join Fastjet two weeks before Jambojet launch”. kenyanaviation.com. (22 February 2014) 26 February 2014閲覧。
- ^ Blachly, Linda (12 September 2013). “Kenya Airways appoints CEO of new Jambo Jet subsidiary”. Air Transport World 26 February 2014閲覧。
- ^ ケニアLCCのジャンボジェット、3路線に就航 - Flyteamニュース(2014年4月21日付)
- ^ ボーイング747はその巨大な機体ゆえに「ジャンボ」の愛称が付いているが、「ジャンボ」(Jumbo)の語は実在した巨大な象の名前に由来している。この象の名前はスワヒリ語の挨拶"Jambo"に由来しているとの説もあり(ジャンボの記事を参照)、厳密には(由来をたどれば)関係性が全くないわけではない。
- ^ Moores, Victoria (2014年4月4日). “Kenya Airways' low-cost arm Jambojet launches operations”. Air Transport World. オリジナルの2014年4月5日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b Clark, Oliver (2014年1月2日). “Jambo Jet gains domestic and international route licences”. Flightglobal (London). オリジナルの2014年3月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ “KQ picks CEO for low-cost subsidiary”. Business Daily Africa. (12 September 2013) 26 February 2014閲覧。
- ^ a b MAINA, WANGUI (17 February 2014). “KQ set to launch Sh3,000 fare carrier in April”. Business Daily Africa 26 February 2014閲覧。
- ^ “2013 Annual Report”. Kenya Airways. p. 97 (2013年). 27 February 2014閲覧。
- ^ a b c “Jambojet becomes a new Bombardier Q400 operator”. World Airline News. (1 April 2015) 1 April 2015閲覧。
- ^ 公式サイト 就航地案内
- ^ “ケニアのジャンボジェット、Q400で運航開始 ボンバルディアが歓迎”. Flyteamニュース. (2015年3月31日)
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- “Kenya Airways new budget subsidiary Jambojet to focus on stimulating demand in domestic market”. Centre for Aviation. (2014年3月23日). オリジナルの2014年4月2日時点におけるアーカイブ。