ジェームズ・ダグラス (第11代モートン伯爵)
第11代モートン伯爵ジェームズ・ダグラス(英語: James Douglas, 11th Earl of Morton PC、1650年頃 – 1715年12月7日)は、スコットランド貴族。
生涯
編集第10代モートン伯爵ジェームズ・ダグラスとアン・ヘイ(Anne Hay)の次男(長男チャールズは早世)として[1]、1650年頃に生まれた[2]。
1686年8月25日に父が死去すると、モートン伯爵の爵位を継承した[1]。1688年に勃発した名誉革命ではウィリアム3世を支持、1707年のイングランドとスコットランドの合併も支持した[2]。また、アン女王によって枢密顧問官に任命された[1][2]。
1662年に家領として与えられたシェトランド諸島とオークニー諸島(北部諸島)は1669年12月27日にスコットランド議会の議案で王領に併合されたが、第11代モートン伯爵は1707年に議会に働きかけて1669年の議案を撤廃する議案を通過させ、諸島を取り戻した(3万ポンドで買い戻せるとの条件つき)[2]。
脚注
編集- ^ a b c d Burke's Peerage, Baronetage and Knightage (英語) (99th ed.). London: Burke's Peerage Limited. 1949. p. 1429.
- ^ a b c d Cokayne, George Edward, ed. (1893). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (L to M) (英語). Vol. 5 (1st ed.). London: George Bell & Sons. p. 385.
名誉職 | ||
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不明 | オークニーおよびシェトランド統監 1715年 |
空位 次代の在位者 モートン伯爵
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スコットランドの爵位 | ||
先代 ジェームズ・ダグラス |
モートン伯爵 1686年 – 1715年 |
次代 ロバート・ダグラス |