ジェレミー・ベイツ (アメリカンフットボール)

ジェレミー・ベイツ(Jeremy Bates, 1976年8月27日 - )は、カンザス州マンハッタン出身のアメリカンフットボール指導者。父親は、長年カレッジフットボールやNFLでコーチを務めたジム・ベイツ英語版[1]

ジェレミー・ベイツ
Jeremy Bates
生年月日 (1976-08-27) 1976年8月27日(48歳)
生誕地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カンザス州マンハッタン
ポジション クォーターバック
大学 ライス大学
所属チーム(選手)
所属チーム(コーチ/管理職)
2002-2003

2004

2005

2006

2007

2008

2009

2010

2012

2017

2018
タンパベイ・バッカニアーズ
(アシスタント)
タンパベイ・バッカニアーズ
(アシスタントQBコーチ)
ニューヨーク・ジェッツ
(QBコーチ)
デンバー・ブロンコス
(オフェンスアシスタント)
デンバー・ブロンコス
(WR/QBコーチ)
デンバー・ブロンコス
(QBコーチ)
USC
(アシスタントヘッドコーチ、QBコーチ)
シアトル・シーホークス
(攻撃コーディネーター)
シカゴ・ベアーズ
(QBコーチ)
ニューヨーク・ジェッツ
(QBコーチ)
ニューヨーク・ジェッツ
(攻撃コーディネーター)

経歴

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テネシー州セバービルの高校からテネシー大学に進学したが、ライス大学に転校し、1999年に卒業した[1]

2002年タンパベイ・バッカニアーズのオフェンスクオリティコントロールコーチに就任、チームはこの年第37回スーパーボウルで優勝した[2]

2004年ジョン・グルーデンヘッドコーチ、ジョン・シュープQBコーチの下でアシスタントQBコーチを務めた。この年、QBブライアン・グリーシーはNFLトップのパス成功率69.3%、チーム記録となるQBレイティング97.5、パス1回あたり7.83ヤードの数字を残した[1]

2005年ニューヨーク・ジェッツのQBコーチに就任した[1]。この年、チームはチャド・ペニントンジェイ・フィードラージャクソンビル・ジャガーズ戦で負傷して、ブルックス・ボリンジャーだけとなったため、ビニー・テスタバーディを補強するなど、5人のQBがプレーした[2]

2006年デンバー・ブロンコスリック・デニソン攻撃コーディネーターの下でアシスタントコーチを務めた。2007年には、WR、QBコーチ、2008年は、QBコーチとしてジェイ・カトラーを育てた。この年彼はデニソン攻撃コーディネーターとともにオフェンスのプレーコールを担当[2]、チームオフェンスはNFL2位となる1試合あたり395.8ヤードを獲得、カトラーは、4526ヤードを投げてプロボウルに選ばれた[3]

2008年シーズン終了後、マイク・シャナハンヘッドコーチが解任され、ジョシュ・マクダニエルスヘッドコーチが就任したため、ブロンコスを退団した[2]

2009年1月19日、USCピート・キャロルヘッドコーチにアシスタントヘッドコーチとして採用された[4]

2010年1月、キャロルヘッドコーチがシアトル・シーホークスのヘッドコーチに就任する際、攻撃コーディネーターとして付き従った[5]。この年シーホークスのランオフェンスはチーム史上最低レベルに終わった。ベイツはプレーコールを担当していたが、シカゴ・ベアーズとのプレーオフでは前半8回の攻撃機会の全てがパントに終わり、28点差をつけられ、敵陣40ヤード以内にボールを進めることができなかった。レギュラーシーズン開幕1週間前にオフェンスラインコーチが引退、先発オフェンスライン5人の組み合わせが16試合中10通りとなるなど、オフェンスラインが安定しなかった。オフェンスはリーグ28位、ラン攻撃はチーム史上最低レベルの平均89ヤードにとどまり2011年1月18日解任された[6][7]

2012年2月7日、シカゴ・ベアーズマイク・タイス攻撃コーディネーターの下でQBコーチに就任、ジェイ・カトラーの指導を再びすることとなった[3]。ベイツは、2010年にマイク・マーツがベアーズの攻撃コーディネーターを解任された際、その後任となる可能性もあった[8]。2013年1月17日、マーク・トレストマンヘッドコーチ就任に伴い、退任した[9]

2017年2月8日、ニューヨーク・ジェッツトッド・ボウルズヘッドコーチの下でQBコーチに就任することが発表された[10]。シーズン終了後の2018年1月にジョン・モートン攻撃コーディネーターが解任された[11]後、2018年2月14日攻撃コーディネーターに就任した。この年チームオフェンスはNFLで下から3番目となり[12]、シーズン終了後、ベテランWRのジャーメイン・カースからは創造性に欠けるオフェンスで保守的すぎると批判された[13]。2019年1月24日、解雇された。

脚注

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  1. ^ a b c d Bio”. USC. 2012年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月20日閲覧。
  2. ^ a b c d Head Coach Raheem Morris to target Broncos Jeremy Bates”. SB NATION (2009年1月17日). 2015年6月20日閲覧。
  3. ^ a b Brad Biggs (2012年2月7日). “New Bears QB coach has ties to Cutler”. シカゴ・トリビューン. 2015年6月20日閲覧。
  4. ^ Gary Klein (2009年1月20日). “Trojans hire Broncos' Jeremy Bates for key post”. ロサンゼルス・タイムズ. 2015年6月20日閲覧。
  5. ^ Seahawks introduce new coach Carroll”. ESPN (2010年1月14日). 2015年6月20日閲覧。
  6. ^ Pete Carroll And Seahawks Fire Jeremy Bates”. CBSローカルロサンゼルス (2011年1月18日). 2020年6月1日閲覧。
  7. ^ Seahawks fire Jeremy Bates”. ESPN (2011年1月19日). 2020年6月1日閲覧。
  8. ^ Source: No Cutler reunion for Bates”. ESPN (2010年1月12日). 2015年6月20日閲覧。
  9. ^ Larry Mayer (2013年1月17日). “Trestman in process of assembling coaching staff”. chicagobears.com. 2015年6月20日閲覧。
  10. ^ Nick Shook (2018年2月14日). “Jets name Jeremy Bates offensive coordinator”. nfl.com. 2020年6月1日閲覧。
  11. ^ Sean Wagner-McGough (2018年1月17日). “Jets fire offensive coordinator John Morton, reportedly considering QB coach Bates”. CBSスポーツ. 2020年6月1日閲覧。
  12. ^ Rick Laughland (2018年12月31日). “It's Official: The Jets fire Todd Bowles”. 247sports.com. 2020年6月1日閲覧。
  13. ^ Andy Vasquez (2018年12月31日). “Jets' wide receivers will not miss offensive coordinator Jeremy Bates”. northjersey.com. 2020年6月1日閲覧。

外部リンク

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