ジェラール・ジャリ
ジェラール・ジャリ(Gérard Jarry, 1936年6月6日 - 2004年1月18日)は、フランスのヴァイオリン奏者。
ジェラール・ジャリ | |
---|---|
生誕 | 1936年6月6日 |
出身地 | フランスヴィエンヌ県シャテルロー |
死没 | 2004年1月18日(67歳没) |
学歴 | パリ音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ヴァイオリニスト |
担当楽器 | ヴァイオリン |
経歴
編集1936年、シャテルロー生まれ[1]。アンドレ・プロフィトにヴァイオリンを学んだ後、パリ音楽院でルネ・ベネデッティにヴァイオリン、ジョゼフ・ベンヴェヌティに室内楽を学んだ。1951年のロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門で優勝し、ソリストとしての活動を始めた。
1959年にセルジュ・コロ、ミシェル・トゥルヌと共にフランス弦楽三重奏団を結成し、ベッツィー・ジョラスの四重奏曲Ⅱ、ジュゼプ・メストレス・クアドレニの三重奏曲、シャルル・シェーヌの《サッフォーの四つの詩》、ヤニス・クセナキスの《イコール》などの初演を手掛けた。
オーケストラ・メンバーとしては、1960年から1971年までパリのオペラ=コミック座のコンサートマスターを務め、1969年からユゲット・フェルナンデスの後任としてパイヤール室内管弦楽団のコンサートマスターとなった。1984年から2002年まではイル・ド・フランス国立管弦楽団のコンサートマスターを務めた。
また教育者としても後進の指導にあたり、1971年から2001年まで母校のパリ音楽院で教鞭も取った[2]。2004年、サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏サン=テリフ(Saint-Éliph)にて没。