ワシントンヤシ
ヤシ科ワシントンヤシ属の植物
(シラガヤシから転送)
ワシントンヤシ (ワシントン椰子[2]、学名: Washingtonia filifera) は、ヤシ科ワシントンヤシ属の1種である。別名、オキナヤシ[1][2]、シラガヤシ[1][2]、ロウジンヤシ[1]、アメリカビロウ[1]ともよばれる。
ワシントンヤシ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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Washingtonia filifera
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Washingtonia filifera (Linden ex André) H.Wendl. ex De Bary (1879)[1] |
産地
編集特徴
編集樹高は10 - 20メートル (m) [2]。葉は円形で直径は1 - 1.5 mほどあり、掌状に深く裂ける[2]。裂片は線形で、先端が糸状に剥けて灰白色になり、繊維状なって垂れ下がる[2]。葉柄の長さは1 mほど[2]。花期は初夏(5 - 6月)[2]。雌雄同株[2]。果期は秋(10 - 11月)[2]。園芸樹としての利用もあり、街路樹、公園樹、庭園樹などに植えられる[2]。
近縁種にワシントンヤシモドキ(Washingtonia robusta)があり、本種とよく似ている。本種は小葉の基部(葉柄の先端)が細長く尖り、ワシントンヤシモドキでは丸味のある三角形とされるが、両種の交雑種(Washingtonia × filibusta)もあり、見分けは難しい[2]。
ギャラリー
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樹形
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葉
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小葉の先が白っぽくなって繊維状になる
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小葉の基部(葉柄の先端)は三角状で先が細く尖る
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葉柄の縁にある鋭いトゲ
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庭園樹としての利用
脚注
編集参考文献
編集- 宮内泰之 監修、成美堂出版 編『見わけがすぐつく樹木図鑑』成美堂出版、2023年5月20日。ISBN 978-4-415-33237-6。