ショウリョウバッタモドキ
ショウリョウバッタモドキ(精霊飛蝗擬、Gonista bicolor)はバッタ目バッタ科の昆虫。
ショウリョウバッタモドキ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Gonista bicolor (Haan, 1842) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ショウリョウバッタモドキ (擬精霊飛蝗、擬精霊蝗虫) ショウジョウバッタモドキ キチキチバッタ |
成虫の体長は、オス25-30mm、メス45-50mm。全身薄緑だが体側及び背面に赤い部分を持つ個体もいる。メスのみ全身が赤い個体も希に現れる。
ショウリョウバッタ同様の細い体つきをしているが、脚は体に対して短く、後脚も短く跳躍力は弱い。反面、飛翔力に優れ、また細長い体を生かしてイネ科植物に擬態している。危険を感じると体を止まっている草にぴたりと寄せて、そのまま反対側に回り込む。
平地-山間部のイネ科群落に生息し、ショウリョウバッタよりも草丈が高く、やや密に茂った所を好む。湿った環境を好むと妄信的に多く記述されているが、実際にはむしろ乾き気味の環境を好む。
出現時期はショウリョウバッタより遅く、7月下旬-11月頃。
関連項目
編集参考文献
編集- 宮武頼夫・加納康嗣編著 『検索入門 セミ・バッタ』 保育社、1992年、ISBN 4-586-31038-3。
- 今森光彦 『野山の昆虫』 山と溪谷社〈ヤマケイポケットガイド〉、1999年、ISBN 4-635-06220-1。
- 内田正吉 『減るバッタ増えるバッタ : 環境の変化とバッタ相の変遷』 エッチエスケー、2005年、ISBN 4-902424-02-9。
外部リンク
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