シュタディオン・アン・デア・アルテン・フェルステライ
シュタディオン・アン・デア・アルテン・フェルステライ(ドイツ語: Stadion An der Alten Försterei)は、ドイツの首都ベルリン市にあるスタジアム。略称はアルテ・フェルステライ[1](=旧林務官駐在所)であり、略称はAFである。1.FCウニオン・ベルリンのホームスタジアムでもある。
シュタディオン・アン・デア・アルテン・フェルステライ Alte Försterei | |
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施設情報 | |
正式名称 | Stadion An der Alten Försterei |
所在地 | ドイツベルリン市トレプトウ=ケーペニック区 |
建設期間 | 1920年8月7日 |
修繕 | 1952–1955, 2000, 2008/2009 |
拡張 | 1968–1970, 1979–1983 |
所有者 | ベルリン市 |
グラウンド | 天然芝 |
ピッチサイズ | 109 x 73 m |
使用チーム、大会 | |
1.FCウニオン・ベルリン | |
収容人員 | |
21,717 (3,807席) |
概要
編集1920年8月7日にSCウニオン・オーバーシェーネヴァイデ(1.FCウニオン・ベルリンの前身の一つ)によりグラウンドを開設した。収容人数は約18,100人であったが2008年に徹底した改修が行なわれ、いくつかはまだ完成していない(メインスタンドやVIP席の設置)ものの19,000人あまりとなった。クラブの経営陣はファンの後押しもあり座席3,014席を含む19,000席あまり(ブンデスリーガ2部の基準最低限)とすることに決定したが、雛壇状のグラウンドはそのままである。
施設
編集スタジアムはケーペニック地区西部、オーバーシェーネヴァイデ地区との境界近くに位置する。北側はヴールハイデ市民公園に、東側はヘンメルリング通り (Hämmerlingstraße) に、南側はヴーレ川に、西側はアン・デア・ヴールハイデ通り (Straße An der Wuhlheide) に面している。施設全体としてサッカー場、ボウリング場、体育館、6つの練習場があり、ウニオン・ベルリンはこの施設の内、南西にある2つの練習施設とサッカー場を所有者のベルリン市から借りている。
サッカー場の観客収容人数は18,432人(うち立見席15,414人、座席3,018人)で、ベルリンにあるサッカー専用競技場としては最も収容人数が多い。観客席は4つの区画に分かれており、「ヴァルトザイテ(=森側)」と呼ばれる北側のスタンドと東側のバックスタンドで立見席のみ、「ヴーレザイテ(=ヴーレ川側)」と呼ばれる南側のスタンドの立見席と座席で、ホームチームの観客と対戦相手の観客を隔離している。西側のメインスタンドは座席のみでVIP席がある。
アクセス
編集- ベルリン市電27、60、67系統 - アルテ・フェルステライ電停
- SバーンS3系統 - ベルリン・ケーペニック駅
- S47系統 - ベルリン=スピンドラーズフェルド駅
外部リンク
編集- www.fc-union-berlin.de, 1.FCウニオン・ベルリン公式ホームページのスタジアム紹介
- www.lsb-berlin.de, technische Daten zur gesamten Sportanlage
- www.fc-union-berlin.de, Webseite der Aktion ‚Stadiongründer‘
- www.stadion-adaf.de, スタジアムの動画 (MPEG-Format)
- www.die-fans.de, スタジアムの画像、及び情報
- アン・デア・アルテン・フォースタライ - ブンデスリーガ – 公式ウェブサイト
脚注
編集- ^ フォーシュテライとの表記もあるが、ドイツ語の発音規則から逸脱している。現在の記事名は規範発音[fœrstə'r‿ai]をカタカナ転写したものである(出典: Das Aussprachewörterbuch (6 ed.). Duden. p. 338. ISBN 978-3-411-04066-7)。