チェルケス人アディゲ人) > シャプスグ人

シャプスグ人(シャプスグじん、アディゲ語: шапсыгъ [ʃaːpsəʁ], ロシア語: шапсуги, トルコ語: Şapsığlar)とは、ロシア連邦クラスノダール地方トゥアプセトルコおよびイスラエルに居住するチェルケス人の一派である。

シャプスグ人
Шапсыгъ
シャプスグ人の民族旗
総人口
807,882人
居住地域
トルコの旗 トルコ800,000人
イスラエルの旗 イスラエル4,000人
ロシアの旗 ロシア 1,914人[1]
言語
アディゲ語シャプスグ方言英語版
宗教
イスラム教スンナ派
関連する民族
チェルケス人アディゲ人

概要

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アディゲ人チェルケス人)の12の氏族の一つである。アディゲ語方言であるシャプスグ方言英語版を話す。

ロシア連邦内では、かつてチェルケシアの一部であったクラスノダール地方トゥアプシンスキー地区英語版トゥアプセに居住している。

カバルダ・バルカル共和国カバルド人アディゲ共和国アディゲ人カラチャイ・チェルケス共和国チェルケス人とともに、ソビエト連邦の行政区画によって四つに分断されたチェルケス人とされる。クラスノダール地方チェルケス人というと主にシャプスグ人のことを指し[2]、他のチェルケス人と同じ系列言語、同じ伝統、習慣、文化を有している[2]

トルコイスラエルディアスポラがあり、クラスノダール地方よりも多くのシャプスグ人が住んでいる。チェルケス人の中では、カバルド人アブザク人に次いで3番目に人口の多い氏族となっている。

チェルケス人の中でも西チェルケス人とされ、ナトゥカジュ人と共に黒海沿岸グループに属する。

関連項目

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出典

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