シャドー・ダンサー
『シャドー・ダンサー』(Shadow Dancer)は、2012年にイギリスとアイルランドが共同製作したスパイ映画。トム・ブラッドビーの小説『哀しみの密告者』を原作としており、ブラッドビーは脚本家としても参加している。
シャドー・ダンサー | |
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Shadow Dancer | |
監督 | ジェームズ・マーシュ |
脚本 | トム・ブラッドビー |
原作 |
トム・ブラッドビー 『哀しみの密告者』 |
製作 |
クリス・コーエン アンドリュー・ロウ エド・ギニー |
製作総指揮 |
ジョー・オッペンハイマー ノーマン・メリー トム・ブラッドビー ブラヒム・シウア ヴァンサン・マラヴァル リタ・ダゲール |
出演者 |
アンドレア・ライズブロー クライヴ・オーウェン ジリアン・アンダーソン |
音楽 | ディコン・ハインクリフェ |
撮影 | ロブ・ハーディ |
編集 | ジンクス・ゴッドフリー |
配給 |
パラマウント映画 コムストック・グループ |
公開 |
2012年1月24日(サンダンス映画祭) 2012年8月24日 2013年3月16日 |
上映時間 | 101分 |
製作国 |
イギリス アイルランド |
言語 | 英語 |
興行収入 | $419,953[1] |
ストーリー
編集北アイルランドに暮らすシングルマザーのコレットは、「IRA(アイルランド共和軍)」の活動家だった両親の影響で、自身もいつしかIRAの活動に身を投じていた。しかし、それが原因で1993年のロンドン爆破事件の際、容疑者として逮捕されてしまう。そんな彼女の前に「MI5(イギリス諜報局保安部)」の捜査官マックが現れ、ある提案を持ちかける。それは拘留を免除する代わりにMI5のスパイとなって、IRAの内部情報や動向を報告しろというものだった。幼い息子と離れるわけにはいかない彼女は、この提案に従わざるをえないのだった。
こうして両者の厳しい監視の中、スパイ活動を始めるコレットだったが、次第に幹部の疑いの目や家族への罪悪感に苦しめられていく。一方マックは、IRAの内部には「シャドー・ダンサー」と呼ばれるMI5のスパイがもう一人いることを知り、その存在を執拗に隠す上司のフレッチャーに対し疑念を抱いていく。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替
- コレット・マクビー - アンドレア・ライズブロー(園崎未恵)
- マック - クライヴ・オーウェン(堀内賢雄)
- ケイト・フレッチャー - ジリアン・アンダーソン(日野由利加)
- コレットの母 - ブリッド・ブレナン(一城みゆ希)
- ジェリー・マクビー - エイダン・ギレン(林和良)
- コナー・マクビー - ドーナル・グリーソン
- ケヴィン・モルビル - デヴィッド・ウィルモット
参考文献
編集- ^ “Shadow Dancer” (英語). Box Office Mojo. 2013年7月13日閲覧。