シモン・ジョルコフスキ
シモン・ジョルコフスキ(ポーランド語: Szymon Jerzy Ziółkowski、ポーランド語の読みはシモン・ジュウコフスキ、1976年7月1日 ‐ )は、ポーランドのポズナン出身のハンマー投選手で、シドニーオリンピックの金メダリストである。
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選手情報 | ||||||||||||||||||||||||
フルネーム | シモン・ジョルコフスキ | |||||||||||||||||||||||
国籍 | ポーランド | |||||||||||||||||||||||
種目 | ハンマー投 | |||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1976年7月1日(48歳) | |||||||||||||||||||||||
生誕地 | ポーランドポズナン | |||||||||||||||||||||||
身長 | 192cm | |||||||||||||||||||||||
体重 | 120kg | |||||||||||||||||||||||
自己ベスト | ハンマー投 : 83m38cm(2001年) | |||||||||||||||||||||||
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ジョルコフスキは、1990年代までは無名で、オリンピックや世界陸上の決勝進出の経験のない選手であった。しかし2000年、自己記録を2m近く更新する81m42を記録するなど、この年大きく力を伸ばした。シドニーオリンピックでは接戦を制し、優勝を果たした。更に、続く2001年の世界陸上でも優勝。決勝では、先行していた室伏広治を逆転する83m38の大会新記録をマークし、オリンピックとの二冠を達成した。この記録は現在のジョルコフスキの自己記録となっている。
アテネオリンピックでは予選で敗退するなど、調子を落としていた時期もあったが、2005年の世界選手権では銅メダルを獲得し(後に金メダルに繰り上げ)、最近では世界大会での入賞の常連になっている。2009年の世界陸上では銀メダルを獲得した。
2012年、ヨーロッパ選手権76.67mの記録で銅メダル獲得。ロンドンオリンピックは77.10mで7位だった。
2013年、2005年世界選手権時のドーピング検体再検査を行った結果、1位のイワン・チホンと2位のワディム・デフヤトフスキーの違反が発覚したため[1]、繰り上がりで金メダルを獲得。
主な実績
編集年度 | 大会 | 場所 | 記録 | 結果 |
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1998 | ヨーロッパ陸上競技選手権大会 | ブダペスト(ハンガリー) | 78m16 | 5位 |
2000 | オリンピック | シドニー(オーストラリア) | 80m02 | 1位 |
2001 | 世界陸上選手権 | エドモントン(カナダ) | 83m38 | 1位 |
2005 | 世界陸上選手権 | ヘルシンキ(フィンランド) | 79m35 | 1位 |
2005 | IAAFワールドアスレチックファイナル | モンテカルロ(モナコ) | 77m49 | 5位 |
2006 | ヨーロッパ陸上選手権 | イェーテボリ(スウェーデン) | 78m97 | 5位 |
2006 | IAAFワールドアスレチックファイナル | シュトゥットガルト(ドイツ) | 77m44 | 7位 |
2007 | 世界陸上選手権 | 大阪(日本) | 80m09 | 7位 |
2007 | IAAFワールドアスレチックファイナル | シュトゥットガルト(ドイツ) | 74m54 | 8位 |
2008 | オリンピック | 北京(中国) | 79m22 | 7位 |
2008 | IAAFワールドアスレチックファイナル | シュトゥットガルト(ドイツ) | 75m33 | 4位 |
2009 | 世界陸上選手権 | ベルリン(ドイツ) | 79m30 | 2位 |
2012 | オリンピック | ロンドン(イギリス) | 77m10 | 7位 |
脚注
編集- ^ “ハンマーのチホンら6人検体再検査で違反”. 日刊スポーツ (2013年3月8日). 2014年9月20日閲覧。
外部リンク
編集- シモン・ジョルコフスキ - ワールドアスレティックスのプロフィール
- シモン・ジョルコフスキ - Olympedia