シティグループ証券
シティグループ証券株式会社(シティグループしょうけん、英: Citigroup Global Markets Japan Inc.)は、シティの日本における持株会社であるシティグループ・ジャパン・ホールディングスの100%子会社のホールセール専業の証券会社。ゴールドマンサックスやモルガン・スタンレー、JPモルガン、バンク・オブ・アメリカと並ぶ、米国系の大手外資系投資銀行[1]。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒100-6520 東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング |
設立 | 2003年12月 |
業種 | 証券、商品先物取引業 |
法人番号 | 7010001113388 |
金融機関コード | 9589 |
事業内容 | 投資銀行業務、セールス・トレーディング業務、リサーチ業務 |
代表者 | 代表取締役社長兼CEO リー・ロバート・ウェイト |
資本金 |
963億0700万円 (払込資本1549億円) |
決算期 | 3月31日 |
所有者 | シティグループ・インク |
主要株主 | シティグループ・ジャパン・ホールディングス合同会社 |
外部リンク | シティグループ証券株式会社 |
概説
編集前身は、1999年に、アメリカ合衆国のシティグループと当時の日興證券(旧日興コーディアルグループ)の合弁により設立された、ホールセール専業証券会社の日興ソロモン・スミス・バーニー証券会社(ケイマン諸島法人)。後に、2003年に、日興シティグループ証券会社に社名変更する。
当時は、イギリス領ケイマン諸島法に基づいて設立された法人として、日本において営業していたが、2003年12月に新たに設立した日本法人に営業を譲渡し翌年より「日興シティグループ証券株式会社」として営業を開始した。
2009年10月1日に会社分割を実施し、法人金融本部と資本市場部(引受部門含む。)を、三井住友フィナンシャルグループの(新)日興コーディアル証券(当時は日興コーディアル証券分割準備株式会社、現SMBC日興証券)に承継させたことにより、シティグループ証券株式会社に商号を変更。
沿革
編集- 1998年 - ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社が、スミス・バーニー証券会社東京支店から営業譲渡により営業の全てを譲受け、ソロモン・スミス・バーニー(ジャパン)リミテッドに商号(社名)変更。
- 1999年
- 2月 - 米国シティグループ・インクの子会社「ソロモン・スミス・バーニー・ジャパン・リミテッド」から、その過半数の株式を取得して設立(当時の日本での商号は「日興ソロモン・スミス・バーニー証券会社」であった)。
- 3月 - 営業開始。
- 2001年10月 - 親会社である日興證券株式会社が、証券業務を日興證券分割準備株式会社に分割承継し、純粋持株会社となる(同時に日興證券は「株式会社日興コーディアルグループ」に、分割準備会社は「日興コーディアル証券株式会社」にそれぞれ社名変更)。
- 2003年
- 4月 - シティグループのブランド統一に伴い、社名を「日興シティグループ証券会社」(=「日興シティグループ・リミテッド」)に変更。
- 12月 - 日本法人化に伴い、社名を「日興シティグループ証券株式会社」に変更。
- 2009年10月 - 日興コーディアル証券の三井住友フィナンシャルグループへの売却に伴い、日興シティグループ証券の一部事業(法人金融本部、資本市場部)を会社分割により売却。社名を「シティグループ証券株式会社」に変更。売却された一部事業は日興コーディアル証券内の投資銀行本部、資本市場部として存続。
- 2017年 - 大手町パークビルディングに本社移転。
- 2017年7月 - 取締役会長として田中達郎、代表取締役としてアンソニー・ピー・デラピエトラ・ジュニア。取締役副社長は林邦良と浅井勇介がつとめる。
脚注
編集- ^ “【27卒保存版】外資系投資銀行(外銀)各ハウスの特徴・選考フロー・主な最近のM&A案件まとめ”. 外資就活ドットコム. 2024年11月27日閲覧。