シックル (競走馬)
シックル(Sickle、1924年 - 1943年)はイギリスで競走生活を送ったサラブレッドの競走馬であり、競走馬引退後はアメリカに渡り1936年及び1938年の北米リーディングサイアーに輝いた。
直系子孫にはネイティヴダンサーなどがいる。
シックル | |
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欧字表記 | Sickle |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
生誕 | 1924年2月8日 |
死没 | 1943年12月26日 |
父 | Phalaris |
母 | Selene |
母の父 | Chaucer |
生国 | イギリス |
生産者 | The 17th Earl of Derby |
馬主 |
1) 17th Earl of Derby |
調教師 | ジョージ・ラムトン |
競走成績 | |
生涯成績 | 10戦3勝 (3-4-2-1) |
経歴
編集イギリス20世紀初頭の名オーナーブリーダー、ダービー卿の生産馬の一頭で、ダービー卿の所有するスタンリーハウススタッドで生まれた。
リーディングサイアーである父ファラリスと母の父チョーサーは好相性で、同様の配合で生産された代表的な馬に、同牧場で生まれたファロスとフェアウェイの全兄弟やシックルの1歳年下の全弟ファラモンドなどがいる。
母シリーンはチェヴァリーパークステークスなど22戦16勝の名牝で、母としても1924年にシックル、1925年にファラモンド、1926年に亜伯リーディングサイアーのハリーオン産駒ハンターズムーン、1930年に英二冠馬で英愛リーディングサイアーのハイペリオン、1941年に英愛リーディングサイアーモスボローの母All Moonshine (父Bobsleighはハイペリオンの父であるゲインズバラ産駒) など11頭の産駒を産んでいる。
シックルはダービー卿の所有馬として、母と同じジョージ・ラムトンに調教され、1926年にマージーステークス、グッドウッドプリンスオブウェールズステークス、ボスコーエン・ポストステークスに勝利し、翌年の2000ギニーでも3着に入った。
血統表
編集シックルの血統(ファラリス系/Cyllene 3x4=18.75%、 St. Simon 3x4=18.75%、 Springfield 父内4x5=9.38%、 Pilgrimage 母内4x5=9.38%) | (血統表の出典) | |||
父 Phalaris 1913 青鹿毛 イギリス |
父の父 Polymelus1902 鹿毛 イギリス |
Cyllene | Bona Vista | |
Arcadia | ||||
Maid Marian | Hampton | |||
Quiver | ||||
父の母 Bromus1905 鹿毛 イギリス |
Sainfoin | Springfield | ||
Sanda | ||||
Cheery | St. Simon | |||
Sunrise | ||||
母 Selene 1919 鹿毛 イギリス |
Chaucer 1900 青鹿毛 イギリス |
St. Simon | Galopin | |
St. Angela | ||||
Canterbury Pilgrim | Tristan | |||
Pilgrimage | ||||
母の母 Serenissima1913 鹿毛 イギリス |
Minoru | Cyllene | ||
Mother Siegel | ||||
Gondolette | Loved One | |||
Dongola F-No.6-e |