ケイエム企業
日本の東京都世田谷区にある個人資産管理会社
(シグマ商事から転送)
ケイエム企業株式会社は、真鍋勝紀(2007年6月5日、肺炎のため67歳で死去)の個人資産管理会社である。かつては「シグマ商事」の社名であり、真鍋はシグマ商事の創業者である。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒157-0066 東京都世田谷区成城9丁目32番3号 |
設立 |
1974年(昭和49年)1月23日 (シグマ商事株式会社) |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 7010901003655 |
事業内容 | アミューズメント施設運営・アミューズメント機器開発 |
代表者 | 代表取締役 真鍋慶行 |
資本金 | 1500万円 |
外部リンク |
kminc |
本社を東京都世田谷区に置く。現在はアミューズメント施設運営・機器開発を業務内容としている。ゲーム事業については1991年に関連会社であるシグマに引き継がれ、以降はゲームの制作を行っていない。
沿革
編集アルゼとの訴訟
編集ケイエム企業が所有しているSigma Games Inc.は、ネバダ州でゲーミング機(カジノで使用するゲーム機)の製造許可を受けている企業である。シグマがアルゼグループ入りした際、アルゼとの間で売買契約を結んだ。しかし、ネバダ州ゲーミングボードの許可を得られなかったため、契約は不調に終わった。その後、アルゼを相手取って3000万ドルの違約金を求め、東京地裁に訴訟を起こした。2006年1月、ケイエム企業全面勝訴の判決が出たが、アルゼによって控訴(2006年10月棄却)上告(2007年2月不受理)がなされた。2008年2月までにケイエム企業勝訴(アルゼが違約金14億1200万円を支払う)で手続きを終えた。
ゲーム作品
編集- シグマ商事ブランド(Sigma Enterprises Inc.)
- ゴールデンナーゲット(1978年/アーケード)
- ゴールデンインベーダー(1979年/アーケード)
- ゴールデンクラッシュ(1979年/アーケード)
- THE悟空(1980年/アーケード)- Barrier(ベクタービーム社)のリメイク作品。
- リップオフ(1980年/アーケード)
- レッドタンク(1980年/アーケード)
- R2D TANK(1980年/アーケード、アルカディア)- レッドタンクの続編。当時のチラシには「レッドタンクパート2」の文言があった。
- ニューヨークニューヨーク(1980年/アーケード)
- わが青春のアルカディア(1980年/アーケード) - 『ニューヨークニューヨーク』のグラフィックとBGMの差し替え版。
- スパイダー[要曖昧さ回避](1981年/アーケード)
- ベンチャー(1981年/アーケード)- 開発元はエキシディ。
- ランチャーZ(1981年/アーケード)
- ローリングスターファイヤー(1982年/アーケード)
- バウンティー(1982年/アーケード)
- ポンポコ(1982年/アーケード)- 開発元は雷電シリーズ等のセイブ開発。
- スティンガー(1983年/アーケード)- 開発元はセイブ開発、製造元はニッコウ電子。
- バトルクルーザーM12(1983年/アーケード)
- ウォンテッド[要曖昧さ回避](1984年/アーケード)
- 赤ずきん(1984年/アーケード)- 開発元はセイブ開発。
- ショットライダー(1985年/アーケード)- 開発元はセイブ開発。
- サウロ(1987年/アーケード)- 開発元はテクフリ。
- 必殺道場破り(1989年/ファミコン)- 家庭用ゲーム参入第一弾ソフト。
- ベガスコネクション カジノから愛をこめて(1989年/ファミコン) - 開発元はグラフィックリサーチ。
- ポパイ(1990年/ゲームボーイ)
- ムサシの冒険(1990年/ファミコン) - 開発元は『伝説のオウガバトル』等のクエスト。
- サイオブレード(1990年/メガドライブ) - T&E SOFTのPCゲームの移植作品。移植担当はグラフィックリサーチ。
- 四天明王(1990年/メガドライブ) - 開発元はファミコンソフト『地底戦空バゾルダー』のサイクロンシステム。
- ペインターモモピー(1990年/ゲームボーイ) - キャラクターデザインを漫画家・佐藤元が、音楽を電気グルーヴ加入前の砂原良徳が担当。
- ファジカルファイター(1991年/ファミコン) - 開発元はメイクソフトウェア。
- たいむゾーン(1991年/ファミコン) - 後に『Dの食卓』等を手がける飯野賢治の無名時代の作品。キャラクターデザインを佐藤元が担当。
- ポパイ2(1991年/ゲームボーイ) - 開発元はコピアシステム。
- スーパーゴルフ(1991年/ゲームギア)
- 戦国麻雀(1991年/アーケード)PCエンジンの同名ゲームや日本物産の『戦国麻雀 くれなゐ乙女隊』とは無関係。