シェナブ川
インドとパキスタンを流れる川
シェナブ川(シェナブがわ、Chenab)はインドとパキスタンを流れるインダス川水系の川。ヒマラヤ山脈の奥地ヒマーチャル・プラデーシュ州に発し、ジャンム・カシミール州からパンジャブ州を経過してサトレジ川と合わせ、インダス川に合流する[1][2]。
歴史
編集シェナブ川は前期ヴェーダ時代より知られており[3]、Chandrabhaga (サンスクリット語: अश्किनि चंद्रभाग)、Ashkini (अश्किनि) もしくは Iskmati (इस्कामति) といった名で知られており、また古代ギリシャ人も Acesines という名で知っていたとされる[4]。紀元前325年、アレクサンドロス3世が遠征の途上でシェナブ川流域にインダスのアレクサンドリアを建設したと伝わる[5]。 また、当時ジェルム川からシェナブ川にかけての地域はポロスの領土となっていた。
主な橋
編集出典
編集- ^ “River Chenab” (PDF). 2007年6月17日閲覧。
- ^ “Indus Waters Treaty”. The World Bank. 2007年6月17日閲覧。
- ^ Yule, Henry. “Hobson-Jobson: A glossary of Anglo-Indian colloquial words & phrases and of kindred terms”. Pg.741. 2009年5月29日閲覧。
- ^ Encyclopædia Britannica article on the Chenab
- ^ Alexandria (Uch)