東急シアターオーブ
(シアターオーブから転送)
東急シアターオーブ(とうきゅうシアターオーブ、英語:TOKYU THEATRE Orb)は、東京都渋谷区、渋谷ヒカリエ内にある大型のミュージカル専用劇場である。
東急シアターオーブ TOKYU THEATRE Orb | |
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東急シアターオーブ 劇場エントランス(渋谷ヒカリエ11階) | |
情報 | |
正式名称 | 東急シアターオーブ |
完成 | 2012年4月 |
開館 | 2012年7月18日 |
開館公演 | ウエスト・サイド・ストーリー |
収容人員 | 1,972人 |
延床面積 | 144,176.98㎡[1]m² |
用途 | ミュージカル/演劇 |
運営 | 東急文化村 |
所在地 |
〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ11階 |
位置 | 北緯35度39分32.2秒 東経139度42分12.3秒 / 北緯35.658944度 東経139.703417度座標: 北緯35度39分32.2秒 東経139度42分12.3秒 / 北緯35.658944度 東経139.703417度 |
アクセス | 渋谷駅東口直結 |
外部リンク | 東急シアターオーブ |
概要
編集東急文化会館の跡地に作られた渋谷ヒカリエの11階から16階に位置し、渋谷ヒカリエの中核施設として2012年7月18日に開場した。客席は3階構成で座席数1,972席(1階席:1,186席、2階席:521席、3階席:265席)[2]である。ミュージカル公演を主な用途とする劇場であり、ブロードウェイからの来日公演を想定して[3]設計された。舞台面にはオーケストラピットや大迫り、組み床を備え、舞台上には照明バトンとして利用可能なバトンを60本配置、照明ブリッチも移動可能など、公演内容に柔軟に対応できる舞台設備機構を備えている[4] 。
公演内容
編集こけらおとし公演として、2012年7月18日より『ウエスト・サイド・ストーリー』がブロードウェイから48年ぶりに招聘上演された[5]。第2弾としてトニー賞受賞作であり初来日公演となる『ミリオン・ダラー・カルテット』が上演された[5]。ほか、フランスから初来日公演『ミュージカル ロミオ&ジュリエット』、劇団☆新感線、ウィーン版ミュージカル『ミュージカル エリザベート』20周年記念コンサート、宝塚卒業生を中心とした『エリザベート スペシャル ガラ・コンサート』、『バーン・ザ・フロア』、ホセ・カレーラスのコンサートが発表、上演された[5]。
主な来日公演
編集- ウエスト・サイド・ストーリー(2012/7/18~8/5、2017/7/12~7/30)
- ミリオンダラー・カルテット(2012/9/5~9/17)
- ロミオ&ジュリエット(2012/10/6~10/21)
- ホセ・カレーラス sings Musical Songs ~ミュージカル・ナンバーを中心に~(2012/12/1)
- バーン・ザ・フロア Around the World Tour 2012(2012/12/5~12/9)
- ノートルダム・ド・パリ(2013/2/27~3/17)
- HAIR「ヘアー」(2013/5/29~6/9)
- ドリームガールズ(2013/7/31~8/25、2016/6/8~6/26)
- バーン・ザ・フロア Dance with You(2014/5/2~5/7)
- ブリング・イット・オン(2014/7/9~7/27)
- War Horse ウォー・ホース 〜戦火の馬〜(2014/7/30~8/24)
- マシュー・ボーンの「白鳥の湖」(2014/9/6~9/21)
- SINGIN’IN THE RAIN ~雨に唄えば~(2014/11/1~11/24、2017/4/3~4/30)
- Colm Wilkinson Broadway and Beyond Japan ~ コルム・ウィルキンソン 日本スペシャルコンサート ~(2015/4/18~4/22)
- ジャージー・ボーイズ(2015/6/25~7/5)
- 天使にラブ・ソングを…( シスター・アクト )(2015/7/15~8/2、2017/10/25~11/12)
- ピピン(2015/9/4~9/20)
- TOP HAT(2015/9/30~10/12)
- プリンス・オブ・ブロードウェイ(2015/10/23~11/22)
- シカゴ(2015/12/4~12/23)
- バーン・ザ・フロア NEW HORIZON(2016/4/9~4/13)
- ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート(2016/7/13~7/24)
- マシュー・ボーンの「眠れる森の美女」(2016/9/14~9/25)
- キンキーブーツ(2016/10/5~10/30)
- ファインディング・ネバーランド(2017/9/8~9/24)
- ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ SPECIAL SHOW(2017/10/14~10/15)
- ル・グラン・ガラ 2018 ~パリ・オペラ座バレエ団トップダンサーたちによる華麗なる宴~(2018/1/11~1/13)
- マイケル・ボール&アルフィー・ボー トゥギャザー・ジャパン・ツアー 2018(2018/2/10~2/12)
- バーン・ザ・フロア Joy of Dancing(2018/5/17~5/21)
- エビータ(2018/7/4~7/29)
- レント(2018/8/1~8/12)
- コーラスライン(2018/8/15~8/26)
- オペラ座の怪人 ~ケン・ヒル版~(2018/8/29~9/9)
- マシュー・ボーンの「シンデレラ」(2018/10/3~10/14)
- 王様と私(2019/7/11~8/4)
- シカゴ(2019/8/7~8/18)
東急ミュージカルプログラム
編集東急シアターオーブでは、未来を担う10代の若者に本場ブロードウェイ・ミュージカルの魅力を体験してもらうという趣旨で、10代の学生とその同伴者を無料招待するミュージカル鑑賞会が2012年以降毎年開催されている[6]。
- 2012年 ミリオンダラー・カルテット
- 2013年 ドリームガールズ
- 2014年 ブリング・イット・オン
- 2015年 天使にラブ・ソングを…( シスター・アクト )
- 2016年 ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート
- 2017年 ウエスト・サイド・ストーリー
- 2018年 エビータ
- 2019年 王様と私
脚注
編集- ^ “東急電鉄オフィスビル”. 2011年10月15日閲覧。
- ^ “Shibuya Hikarie - 松村電機製作所”. 2018年8月7日閲覧。
- ^ “渋谷の「新たな物語」 建築を見て|日建設計”. 2018 -08-07閲覧。
- ^ “ホール・劇場等施設のあり方”. 2018年8月7日閲覧。
- ^ a b c “渋谷の新劇場「東急シアターオーブ」のオープニングラインナップが発表”. 2011年10月15日閲覧。
- ^ “東急ミュージカルプログラム”. 2018年8月7日閲覧。
外部リンク
編集- 東急シアターオーブ
- 東急シアターオーブ (@theatre_orb) - X(旧Twitter)
- 東急シアターオーブ (theatreorb) - Facebook