ザ・リング2
『ザ・リング2』(The Ring Two)はアメリカ合衆国のホラー映画で、『ザ・リング』の続編作品。監督は中田秀夫。全米公開は2005年3月18日。日本での公開は同年6月18日。
ザ・リング2 | |
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The Ring Two | |
監督 | 中田秀夫 |
脚本 | アーレン・クルーガー |
原作 | 鈴木光司 |
製作 |
ウォルター・F・パークス ローリー・マクドナルド |
製作総指揮 |
マイク・マッカリ ロイ・リー ニール・A・マクリス ミシェル・ウェイスラー |
出演者 | ナオミ・ワッツ |
音楽 |
ヘニング・ローナー マーティン・ティルマン |
撮影 | ガブリエル・ベリスタイン |
編集 | マイケル・N・ヌー |
配給 |
ドリームワークス アスミック・エース |
公開 |
2005年3月18日 2005年6月18日 |
上映時間 |
110分(劇場版) 128分(完全版=ディレクターズ・カット版) |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 |
$161,451,538[1] 日本3億円[2] |
前作 | ザ・リング |
次作 | ザ・リング/リバース |
続編『The Ring 3D』も製作中であったが、名称を『ザ・リング/リバース』に変更し2016年10月28日全米公開されることとなった[3]。
概要
編集前作『ザ・リング』は日本映画版『リング』のリメイク作品だったが、本作はあくまでアメリカ版映画の続編であり、日本のどの『リング』作品(原作小説および映画)とも異なる独自の展開になっている[4]。
監督は、前作のゴア・ヴァービンスキーに代わり、オリジナルを監督した中田秀夫が担当。
あらすじ
編集「ザ・リング」で描かれた事件から6か月後。
サマラの呪いの恐怖を体験し、事件の調査に協力した元夫を呪いで失ったレイチェルは、サマラから逃れるためにシアトルから、片田舎アストリアへと息子のエイダンと共に引っ越して、小さな新聞社に就職していた。
ある日ラジオから、10代の男性が死亡しているのが発見されたとの情報が入り、現場へ向かった。そこで遺体を確認し、顔が異様に歪んで死んでいるのを見たレイチェルは、サマラの呪いがまだ存在しているのを確信し、犠牲者の家にあったテープを焼却する。
その後、トイレでエイダンの前にサマラが現れたり、母子で鹿に襲われたりし、パニックに陥ったエイダンがレイチェルに「しゃべらないで、あの子(サマラ)が現れるから」と言ったりする。低体温症になった我が子を救うため、以前の事件でサマラが養子だと分かった事からシアトルに戻り養子相談所、島の家、聖マグダグレン女性の家で調べ、サマラの実母だというエヴリンに会いに精神病院に行く。
エイダンが「僕は眠らない」と言うので睡眠薬を飲ませ、水死状態に置くとサマラが出ていき、レイチェルはテレビの井戸の中に引き込まれる。追われながらも井戸をよじ登り、蓋をしてサマラを井戸に閉じ込める事に成功する。意識を取り戻したレイチェルは「すべて終わった」とエイダンを優しく抱き締めた。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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レイチェル・ケラー | ナオミ・ワッツ | 安藤麻吹 |
マックス・ローク | サイモン・ベイカー | 木下浩之 |
エイダン・ケラー | デヴィッド・ドーフマン | 上村祐翔 |
サマラ・モーガン | ダヴェイ・チェイス | かないみか |
エヴリン | シシー・スペイセク | 園田恵子 |
エミリー | エミリー・ヴァンキャンプ | 甲斐田裕子 |
エマ・テンプル | エリザベス・パーキンス | |
マーティン | ゲイリー・コール | |
イーブル・サマラ | ケリー・ステイブルス |
スタッフ
編集- 監督:中田秀夫
- 脚本:アーレン・クルーガー
- 製作:ウォルター・F・パークス、ローリー・マクドナルド
脚注
編集- ^ “The Ring Two (2005)”. Box Office Mojo. 2011年8月25日閲覧。
- ^ キネマ旬報2006年2月下旬号
- ^ IMDbの『The Ring 3D』ページ
- ^ 同時期に全米公開された『ダーク・ウォーター』(同じ鈴木光司原作の日本映画『仄暗い水の底から』のアメリカ版リメイク)を意識した、「水」のトリックが使われている。