サン・ミゲル (企業)
フィリピンの多国籍コングロマリット
サン・ミゲルは、フィリピンの商社。 フィリピン総合指数構成銘柄。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | PSE SMC |
略称 | SMC |
本社所在地 |
フィリピン 1550 マニラ首都圏マンダルーヨン San Miguel Avenue 二丁目40番 SMC Complex |
設立 | 1889年 |
事業内容 | ビール等酒類の製造・販売 |
資本金 | 11,038億 (2010年) |
主要株主 |
CIIFホールディングス(株) 24% 麒麟麦酒(株) 20.01% ECJホールディングス(株) 17.40% SM Investments 10.80% GSIS 6.25% Social Security System 5.64% Ladiao Corporation 3.64% |
主要子会社 |
サン・ミゲル麦酒株式会社 100% Ginebra San Miguel Inc. 100% Petron Corporation 68.26% |
外部リンク | http://www.sanmiguel.com.ph/ |
特記事項:注:有価証券報告書の会社沿革では、登記上の設立日のほか、サン・ミゲルの麦酒株式会社(La Fabrica de Cerveza de San Miguel)の設立日である 1890年9月29日を沿革開始日としている。 |
概要
編集飲料、食品、包装、発電・電力流通、燃料・オイル、インフラ及び通信の7つのセグメントで事業を展開している[1]。
かつては、フィリピンのナンバーワンビールである「サン・ミゲル ビール」や清涼飲料、洋酒、食料品を扱う食品会社として国際的な知名度を得ていたが、2000年代に入り、経営の多角化を加速。2008年には、看板事業であったビール事業を担う子会社の株式の43 %を日本の麒麟麦酒に売却する一方、売却益を有料道路や電力会社、製油所、不動産などへの投資に振り分け、多数のグループ企業を設立している。
インフラ分野への進出
編集エネルギー事業
編集2008年、フィリピンの大手電力会社であるマニラ電力(MERALCO, メラルコ)の株式27 %を取得する一方、石油企業であるペトロンの株式50.1 %を取得した。
水道事業
編集マニラ首都圏の生活用水が近い将来逼迫することに注目し、マニラ水道局と提携して利水ダムの開発を計画。着手する寸前まで行ったが、2009年9月、水道料金の高騰を懸念する世論に押される形で中断に追い込まれた。