サン・ハビエル
サン・ハビエル(スペイン語: San Javier)は、スペイン・ムルシア州のムニシピオ(基礎自治体)。自治体名は聖フランシスコ・ザビエルに因んでいる。2017年の人口は31,695人。
州 | ムルシア州 |
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県 | ムルシア県 |
面積 | 74 km² |
標高 | 4m |
人口 | 31,695 人 (2017年) |
人口密度 | 428.31 人/km² |
北緯37度48分13秒 西経00度50分03秒 / 北緯37.80361度 西経0.83417度座標: 北緯37度48分13秒 西経00度50分03秒 / 北緯37.80361度 西経0.83417度
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地理
編集面積は74km2、2017年の人口は31,695人。ムルシア州の東部、コスタ・カリダ(暖かい海岸)と呼ばれる地域にあり、潟湖であるマール・メノールの北側にある。近隣にはピラール・デ・ラ・オラダーダ、ムルシア州の州都ムルシア、サン・ペドロ・デル・ピナタール、トーレ・パチェコ、カルタヘナ、ロス・アルカサレスなどの自治体がある。
マール・メノールと地中海を隔てる砂州であるラ・マンガの北側もサン・ハビエルの自治体域に含まれる。マール・メノールやラ・マンガに観光客が押し寄せるため、夏季には人口が増加する。マール・メノールには火山性の島が5つあるが、うちマヨール島とペルディゲーラ島の2つはサン・ハビエルの自治体域に含まれる。
国際空港であるムルシア=サン・ハビエル空港がある。
地区
編集中心地は自治体名と同名のサン・ハビエル地区であり、その他に10の地区がある。
- サン・ハビエル地区
- エル・ミラドール地区
- ラ・グラフエラ地区
- ローダ地区
- ロス・サエス・デ・タルキナーレス地区
- ポソ・アレード地区
- ロス・ピノス地区
- ロ・リェレーナ地区
- ラ・カラベラ地区
- サンティアゴ・デ・ラ・リベラ地区
- ラ・マンガ・デル・マール・メノール地区
人口
編集サン・ハビエルの人口推移 1991-2013 |
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[1]、1996年 - [2] |
政治
編集任期 | 首長名 | 政党 |
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1979–1983 | Francisco J. Martínez Tárraga | 民主中道連合(UCD) |
1983–1987 | José Ruiz Manzanares | 国民同名 (AP) |
1987–1991 | José Ruiz Manzanares | 国民党 (PP) |
1991–1995 | José Ruiz Manzanares | 国民党 (PP) |
1995–1999 | José Ruiz Manzanares | 国民党 (PP) |
1999–2003 | José Hernández | 国民党 (PP) |
2003–2007 | José Hernández | 国民党 (PP) |
2007–2011 | Josefa García | スペイン社会労働党 (PSPV-PSOE) |
2011–2015 | Juan Martínez Pastor | 国民党 (PP) |
2015–2019 | José Miguel Luengo Gallego | 国民党 (PP) |
2019–2023 | n/d | n/d |
2023– | n/d | n/d |
スポーツ
編集1980年にはサッカークラブのADマール・メノール=サン・ハビエルが設立され、1988年には地域リーグからリーガ・エスパニョーラに舞台を移した。レアル・ムルシアの下部組織に所属していたマリアーノ・サンチェス・マルティネス、赤道ギニア代表のルベン・エピティエなどはADマール・メノール=サン・ハビエルに在籍した経験がある。主にテルセーラ・ディビシオン(4部相当)に在籍し、1996-97シーズンと1997-98シーズンはセグンダ・ディビシオンB(3部相当)に在籍したが、財政難が理由で2007年に解散した[3]。同年には後継クラブとしてマール・メノールFCが設立され、2010年からはリーガ・エスパニョーラのテルセーラ・ディビシオンに所属している。ADマール・メノール=サン・ハビエルもマール・メノールFCも、エスタディオ・ピティンをホームスタジアムとしている。
空港
編集軍民共用のムルシア=サン・ハビエル空港はムルシア州の主要な空港であり、ムルシア州の州都ムルシアから42㎞南東、カルタヘナから25km北東のサン・ハビエルの自治体域にある。スペイン空軍が所有し、Aenaが運営している。
イングランドのロンドン・スタンステッド空港、ロンドン・ルートン空港、リーズ・ブラッドフォード空港、マンチェスター空港、バーミンガム空港、スコットランドのグラスゴー・プレストウィック国際空港、アイルランドのダブリン空港、ドイツのフランクフルト空港、チェコのヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港、オランダのアイントホーフェン空港、ベルギーのアントワープ国際空港とシャルルロワ空港に対して定期便が運航されている。
1930年代後半のスペイン内戦前には、サンティアゴ・デ・ラ・リベラ地区に軍用空港が建設された。スペイン共和国空軍が爆撃機のために使用したほか、軍人の訓練施設としても使用された[4]。スペイン内戦終結後にはスペイン空軍が使用した。
2016年の旅客数は1,096,980人であり、ムルシア州最大の民間空港である[5]。2300mと1580mの2本の滑走路を持つ。2014年と2016年には国際空港評議会(ACI)によって、エアポート・サービス・クオリティ・アワードの「ヨーロッパにおける最優秀地域空港」に選ばれた。
出身者
編集- アントニオ・カニャーダス(1979-) : サッカー選手。
脚注
編集- ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
- ^ Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.
- ^ San Javier se queda sin fútbol La Verdad、2007年7月18日
- ^ Memoria republicana — SBHAC. Estructura orgánica de las FARE
- ^ Ejército del Aire - Academia General del Aire (AGA)