福井県産業振興施設
福井県産業振興施設(ふくいけんさんぎょうしんこうしせつ)は、福井県越前市瓜生町にある多目的イベントホール。1995年7月29日に開業。通称はサンドーム福井(Sundome Fukui)で、施設案内などではこの名称が使用されている[1]。
福井県産業振興施設(サンドーム福井) | |
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施設情報 | |
愛称 | サンドーム福井 |
用途 | スポーツイベント、コンサート全般、発表会、集会 |
収容人数 | 約10,000人(電動可動席:6,000席、仮設:4,000席) |
設計者 |
協同組合福井県建築設計監理協会 川口衞 岡崎甚幸(福井大学工学部岡崎研究室) |
施工 |
株式会社熊谷組 鹿島建設株式会社 前田建設工業株式会社 |
管理運営 | 一般財団法人福井県産業会館(指定管理者) |
構造形式 | ドーム |
敷地面積 | 50,370 m2 |
建築面積 |
12,684m2(イベントホール棟) 3,284m2(管理会議棟) |
延床面積 |
21,924m2(イベントホール棟) 5,164m2(管理会議棟) |
階数 | 地上4階、地下1階 |
着工 | 1993年 |
竣工 | 1995年3月 |
所在地 |
〒915-0096 福井県越前市瓜生町5-1-1 |
位置 | 北緯35度55分50.4秒 東経136度11分8.4秒 / 北緯35.930667度 東経136.185667度座標: 北緯35度55分50.4秒 東経136度11分8.4秒 / 北緯35.930667度 東経136.185667度 |
概要
編集1995年10月にアジアで初めて開催された世界体操競技選手権のために1993年に建設が開始され、1995年7月に開場。愛称の「サンドーム」は「sun(太陽)」や「産業」「参加」に由来し、日本海側最大級の規模[2] を持ち最大約1万人が収容可能なイベントホール棟、会議室・小ホール・研修室などからなる管理会議棟の2つから構成される。所在地は管理会議棟のある越前市となっているが、イベントホール棟を越前市と鯖江市の境界線が貫通している。
協同組合福井県建築設計監理協会を主体に設計され、構造設計には川口衛、建築計画には福井大学岡崎研究室が参加。イベントホール棟に採用されたドーム構造の建設には、川口の考案による「パンタアップ工法」が採用された。
1994年設立の財団法人サンドーム福井によって管理・運営されていたが、2006年3月で同法人は解散。同時に指定管理者制度を導入し、2006年4月に財団法人福井県産業会館による運営に移行。福井県は民間の運営を前提に指定管理者制度を導入したが、民間からの応募が無かったことから産業会館と管理面の統合を行った。
開催されたイベント等
編集これまでに展示会、見本市、シンポジウム、スポーツ(野球、ソフトボールなどの一部球技不可)、コンサートなど、多くのイベントが開催されている。こけら落としは、福井県出身である五木ひろしのコンサートであった。
また、1999年のねんりんピック'99福井、2003年の全高総文祭'03福井の総合開会式、2005年の国民文化祭ふくい2005の開会式・オープニングフェスティバルと全国吟詠剣詩舞道祭、第31回世界体操選手権、少林寺拳法国際大会など、国内外の各種スポーツ大会が開催された。
1994年11月には建設中のサンドームで映画『釣りバカ日誌7』のロケが行われた。鈴木建設がサンドームを建設し、鈴木社長(三國連太郎)が視察するという設定。実際に施工した業者は熊谷組・前田建設工業・鹿島建設の共同企業体である。
また、2020年5月には福井県出身のYouTuberカズがドームを貸し切った上で1人でのキャンプに使用、その様子をYouTube上に公開した[3]。
コンサートを行った主なアーティスト
編集アクセス
編集公式サイトには以下のような記載がある[4]。
- 鉄道
- 自動車
ほか、イベントホール棟での一斉集合・退場型などの大型催事日に、主催者側からバス会社への依頼により北陸新幹線 越前たけふ駅との間にシャトルバスを運行する場合がああ。
脚注
編集- ^ “来春、サンドーム福井で「嵐」ライブ 福井市内の宿泊施設に問い合わせ続々”. 福井経済新聞. (2015年12月28日) 2020年8月11日閲覧。
- ^ 一般財団法人 福井県産業会館
- ^ 世界初!ドーム貸切ってソロキャンしてみた! - YouTube. YouTube. 2020年5月13日閲覧。
- ^ アクセスマップ 一財福井県産業会館 2024年3月26日閲覧