サビネン
サビネン(Sabinene)は、天然に存在する二環式モノテルペンである。分子式はC10H16である。セイヨウヒイラギガシやオウシュウトウヒ等の様々な植物の精油から単離される。シクロペンタン環とシクロプロパン環が融合した構造の環を持つ。
サビネン[1] | |
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4-methylene-1-(1-methylethyl)bicyclo[3.1.0]hexane | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 3387-41-5 , (±) [2009-00-9] (+) [10408-16-9] (?) |
PubChem | 18818 |
ChemSpider | 17769 |
KEGG | C16777 |
ChEBI | |
ChEMBL | CHEMBL452687 |
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特性 | |
化学式 | C10H16 |
モル質量 | 136.23 g/mol |
密度 | 0.844 g/mL at 20 °C g/cm3 |
沸点 |
163-164 °C |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
サビネンは、コショウの辛味の成分の1つであり、またニンジンの種子の油の主要成分である。少量であるが、ティーツリー油やナツメグの精油にも含まれる[2]。
出典
編集関連項目
編集- ツジェン - サビネンの二重結合異性体