サニーマート
株式会社サニーマート(SUNNY MART CO.,LTD.)は、高知県高知市にある高知県を中心にスーパーマーケット、コンビニエンスストアを展開する総合小売業者。ニチリウグループに加盟している。
本社が置かれているサニーマート山手店(高知県高知市) | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒780-8517 高知県高知市山手町81番地 北緯33度33分38.7秒 東経133度30分50.4秒 / 北緯33.560750度 東経133.514000度座標: 北緯33度33分38.7秒 東経133度30分50.4秒 / 北緯33.560750度 東経133.514000度 |
設立 |
1966年(昭和41年)7月30日[1] (株式会社主婦の店桟橋店) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 4490001001093 |
事業内容 | スーパーマーケットを中心とした総合小売業 |
代表者 | 代表取締役社長 中村 彰宏 |
資本金 | 3億600万円 |
売上高 | 428億3,500万円(2020年9月期) |
従業員数 | 2,200名 (正社員及び準社員) |
外部リンク | www.sunnymart.co.jp/ |
概要
編集スーパーマーケット
編集スーパーマーケットは2022年1月現在高知県と愛媛県松山市で直営店23店舗を展開。その他、高知県西部(幡多地域や檮原町といった商圏人口が少なく直営では運営困難なエリア)において地元企業によるフランチャイズ店舗を9店舗展開している[2]。以前は香川県にも店舗を展開していたが、2014年に撤退した。
店舗ブランドについては、外部テナントを多数導入したいわゆるショッピングセンター形式の大型店はサニーアクシス、標準タイプの中型店舗はサニーマート、小型店舗は毎日屋の名称で運営されている。またフランチャイズ店舗については「サニーマートFC サングリーンクリハラ」(宿毛市)などのように、FC加盟社の屋号を併記した名称となっている。
コンビニエンスストア
編集1984年からホットスパーを展開していたが、2001年にはローソンなど他大手チェーンの出店攻勢により顧客を奪われスパーの出店を事実上中止し、スリーエフと提携。直営店およびフランチャイズ店のほとんどをスリーエフへと転換し、2005年に株式会社スリーエフ中四国として分社化した。
スリーエフは2014年10月現在、高知県に66店舗、愛媛県に14店舗、徳島県に1店舗を展開していた[3]。このうち徳島県は海部郡海陽町(旧海南町)の1店舗のみで、サニーマート全体としても唯一の徳島県の店舗であった。なお、2005年8月時点では高知県と徳島県で直営12店舗、フランチャイズ49店舗での運営であった。
2014年12月8日に大手コンビニエンスストアチェーンのローソンとフランチャイズ契約を締結した。同時期に株式会社スリーエフ中四国がサニーマートに吸収合併。2015年2月以降、既存の高知県内のスリーエフは順次ローソンに転換され、3月20日付で完了した[4][5]。それに伴い、2015年4月1日に合弁会社として株式会社ローソン高知を設立(サニーマートが51%を有する)。高知県内のローソンを担当するエリアフランチャイザーとして、旧スリーエフから転換したローソンと高知県内の既存のローソンをローソン本体から承継して運営している。なお高知県外の店舗は承継せず、ローソン本社の下でローソンに転換されている。これによりサニーマートは徳島県から完全撤退した。
その他
編集関連会社がレンタルビデオ店(TSUTAYA)、自動車販売店(日産サティオ高知)、ファミリーレストラン(ココス)などを展開している。
沿革
編集- 1961年(昭和36年)9月 - 高知市鴨部に有限会社主婦の店朝倉鴨田店(しゅふのみせあさくらかもだてん)としてスーパーマーケットを開業[1]。
- 1966年(昭和41年)7月30日 - 高知市桟橋通三丁目95番地に株式会社主婦の店桟橋店(しゅふのみせさんばしてん)を資本金1,000万円で設立[1]。
- 1968年(昭和43年)
- 1971年(昭和46年)5月6日 - 本店を高知市上町一丁目6番14号に移転。
- 1972年(昭和47年)7月27日 - 商号を株式会社サニーマートに変更。
- 1973年(昭和48年)
- 1974年(昭和49年)3月10日 - 本店を高知市知寄町二丁目1番地8に移転[6]。
- 1982年(昭和57年)2月 - 中央流通センターを開設し、配送センターを移転[1]。
- 1984年(昭和59年)
- カスミコンビニエンスネットワーク(現:ホットスパーコンビニエンスネットワーク)と四国エリアでの出店契約をし、ホットスパーを展開。
- 書籍販売・レンタルビデオの事業部「ウイル」の前身である「ブックマート書苑」を高知市朝倉に開店。
- 1985年(昭和60年) - 書籍販売・レンタルビデオの「ブックスウイル」の1号店を高知市青柳町に開店(その後TSUTAYA御座店開店により閉店。)。
- 1986年(昭和61年) - ウイル事業部発足。
- 2001年(平成13年)
- 3月 - スパー出店を中止。スリーエフと提携し、直営店の全店・フランチャイズ店のほとんどをスリーエフへと転換。
- TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブとの全面フランチャイズ契約により、屋号を「ブックスウイル」から「TSUTAYA」(愛媛は「TSUTAYA WILL」)に改名。
- 2003年(平成15年) - ウイル事業部を株式会社サニーマートより分社し、株式会社ウイル設立。
- 2005年(平成17年) - コンビニエンスストア事業を「株式会社スリーエフ中四国」として分社。
- 2007年(平成19年)2月 - サニーアクシスいの店開店。
- 2010年(平成22年)6月15日 - 香川県の直営店・サニーマート観音寺店が閉店。これにより香川県内の店舗は円座店の1店舗のみとなる。
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 2018年(平成30年)
- 2022年(令和4年)5月1日 - 株式会社サニーアシストを合併。
関連企業
編集名前が類似する店舗についての補足
編集隣接する愛媛県には当社運営のサニーマートの他、別会社運営のスーパーマーケットサニーマートが存在したが、後者は2014年にサニーTSUBAKIに店名変更を行った。これにより店名の重複は解消された[13]が、同社の倒産からフジ傘下入りを経てブランド自体が消滅(フジ及びスーパーABCへのリブランド)した。
この他、福岡県などに店舗を置くスーパーマーケットのサニーや、神奈川県の京浜急行が経営する京急サニーマートや長野県のサニースーパーチェーンなどとも無関係である。
脚注・出典
編集- ^ a b c d e f 流通会社年鑑 1990年(平成2)版, 日本経済新聞社, (1990-11-24), pp. 175-176
- ^ 最新チラシ - サニーマート
- ^ スリーエフ「四国撤退」に高知県民衝撃 - Jタウンネット徳島県 2014年10月30日
- ^ a b c d 株式会社サニーマートと株式会社ローソンによる合弁会社設立について - 株式会社ローソン 2014年10月28日
- ^ a b c 【高知県】サニーマートの運営するローソンが2015年2月6日(金)より順次オープン - 株式会社ローソン 2015年1月20日
- ^ a b 高知地方法務局備付株式会社サニーマート閉鎖登記簿(昭和49年3月12日に除却した商号・資本欄(1丁))
- ^ “Press Release” (PDF). サニーマート (2015年1月21日). 2018年5月28日閲覧。
- ^ ローソン、愛媛と徳島の「スリーエフ」16店舗を承継 時事通信 2014年12月17日
- ^ http://www.sunnymart.co.jp/wpsys/wp-content/uploads/2015/03/ローソン高知設立のお知らせ1.pdf 株式会社サニーマート ローソン高知設立のお知らせ
- ^ “サニーマートの本社完成 働く側の視点重視 高知市山手町”. 高知新聞. (2018年2月18日) 2018年5月28日閲覧。
- ^ “高知市でサニーマート山手店が開店 大型店の新設11年ぶり”. 高知新聞. (2018年5月26日) 2018年5月28日閲覧。
- ^ https://www.sunnymart.co.jp/~will/profile/ 株式会社ウイル 会社概要
- ^ 大規模小売店舗の変更の概要について(サニーTSUBAKI 椿店) - 愛媛県公式サイト 2014年8月5日