ササク語(ササクご)はインドネシアロンボク島西ヌサ・トゥンガラ州)で使用されている言語で、オーストロネシア語族バリ・ササク諸語英語版に属する言語である。文法などにはインドネシアの最大言語であるジャワ語の影響が強い。しかし、言語形式としては膠着語の要素が非常に強い。

ササク語
Basa Sasak
話される国 インドネシアの旗 インドネシア
地域 ロンボク島
話者数 290万人
言語系統
表記体系 バリ文字ラテン文字
公的地位
公用語 インドネシアの旗 インドネシア
統制機関 Pusat Bahasa
言語コード
ISO 639-2 sas
ISO 639-3 sas
ロンボク島とバリ島で話されているササック語(少数民族のみが話す):
  人口の大多数がササク語を話す
   ササク語は人口の大多数によって話されているが、他の言語の話者も多数同時に話されている
   ササック語は少数言語である
テンプレートを表示

方言

編集

ササク語は主に五つの方言に分かれているが、相互理解は非常に難しい。 よく知られている方言として次の5つが挙げられる。

  • クト・クテ方言(北ササク語)
  • ゲト・ゲテ方言(北東ササク語)
  • メノ・メネ方言(中央ササク語)
  • ゲノ・ゲネ方言(中央南東ササク語)
  • メレク・メリック方言(南ササク語)

脚注

編集

関連項目

編集

外部リンク

編集