サイラス・ジュイ
サイラス・ジュイ(Cyrus Gichobi Njui、1986年2月11日 - )は、ケニア出身で日本を拠点に活動する陸上競技選手。オン・ジャパン株式会社 所属。身長171cm、体重52kg。
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選手情報 | ||||
フルネーム | Cyrus Gichobi Njui | |||
ラテン文字 | Cyrus Njui | |||
国籍 | ケニア | |||
競技 | 陸上競技 | |||
種目 | 長距離走・マラソン | |||
所属 | オン・ジャパン株式会社 | |||
大学 | 流通経済大学 | |||
生年月日 | 1986年2月11日(38歳) | |||
身長 | 171cm | |||
体重 | 52kg | |||
コーチ |
明治学院大学陸上部 ランニング コーチ | |||
自己ベスト | ||||
5000m | 13分22秒76 | |||
10000m | 27分56秒63 | |||
ハーフマラソン | 1時間01分03秒 | |||
マラソン | 2時間9分10秒 | |||
編集 |
来歴
編集流通経済大学付属柏高等学校時代には、同じ陸上部に在籍していたジョセファト・ダビリと共に高校陸上界を席巻し、インターハイ3000mSCでは2連覇を達成する。
高校卒業後は流通経済大学を経て日産自動車に所属し、2006年の札幌国際ハーフマラソンを制する。その後、日立電線マラソン部・日立物流グループ陸上部に所属。2010年の札幌国際ハーフマラソンでは2度目の優勝、北海道マラソンでは初マラソン初優勝を果たす。2011年札幌国際ハーフマラソンでも3度目の優勝を果たした(同大会3度の優勝はイカンガー、マヤカ、モグスに次いで4人目)。同女子優勝のフロレンス・キプラガトはケニアの同郷。
2015年8月の北海道マラソンで2位に入るが、大会の検査で興奮剤のメチルエフェドリンが検出され、12月21日に日本アンチ・ドーピング機構より同大会の記録失効及び8か月の資格停止処分が発表された[1]。禁止薬物は「服用した風邪薬に含まれていた」と本人が証言している[2]。
2016年の北海道マラソンにて、トップ争いを繰り広げ、2時間14分38秒で準優勝。同年、10月23日に開催されちばアクアラインマラソンのハーフマラソンにて、公務員ランナー川内優輝とのデッドヒートを繰り広げ優勝を飾る。記録は1時間6分24秒。
2017年10月25日より放送開始の日曜劇場『陸王』(TBS)にセブスポーツ所属「サイラス・ジュイ」として出演。ドラマ内で行われた架空のレース「第62回 豊橋国際マラソン選手権大会」において、メインキャストの竹内涼真演じる茂木裕人、佐野岳演じる毛塚直之らと首位争いを演じ、自身の公式記録を上回る2時間8分44秒(ドラマ上の架空の記録)で優勝を果たしている。2017年12月24日に放送された『陸王』最終回では、豊橋国際マラソン選手権大会3連覇を目指すケニア人ランナーとして再び出演。レース序盤から先頭グループを引っ張るものの、40 km地点付近で故障により離脱。デッドヒートを制した茂木裕人が優勝を果たした。
主な戦績
編集- 2002年 全国高等学校総合体育大会 3000mSC 優勝 8分57秒41
- 2003年 全国高等学校総合体育大会 3000mSC 優勝 8分55秒69 2連覇
- 2006年 札幌国際ハーフマラソン 優勝 1時間1分16秒
- 2006年 国際千葉駅伝 優勝 6区(区間賞)
- 2010年 札幌国際ハーフマラソン 優勝(2回) 1時間1分20秒
- 2010年 北海道マラソン 優勝 2時間11分24秒
- 2011年 東京マラソン 5位 2時間9分10秒
- 2011年 札幌国際ハーフマラソン 優勝(3回) 1時間1分47秒 2連覇
- 2014年 東京マラソン 14位 2時間9分35秒
- 2015年 北海道マラソン
2位 2時間17分00秒→記録抹消 - 2016年 北海道マラソン 2位 2時間14分38秒
- 2016年 ちばアクアラインマラソン(ハーフマラソンの部)優勝 1時間6分24秒
記録
編集脚注
編集- ^ 『2015北海道マラソン男子第2位入賞取り消しについて』(プレスリリース)北海道マラソン事務局、2015年12月21日 。
- ^ “ケニア出身ジュイ、ドーピング違反で8カ月資格停止”. 日刊スポーツ. (2015年12月21日)
外部リンク
編集- サイラス・ジュイ公式サイト
- サイラス・ジュイ (@on_kenya_japan_running) - Instagram
- サイラス・ジュイ - ワールドアスレティックスのプロフィール