ゴールドブリック(Goldbrick)は、梶山章がANTHEM森川之雄と組んで2002年にスタートさせたプロジェクト。

概要

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 森川は1987年にANTHEMに加入するや否や、そのパワフルな歌唱で注目を集めた実力派ヴォーカリスト。梶山が森川を知ったのも、彼がまだANTHEMに在籍していた1990年代初期のことで、2人で何かプロジェクトをやろうという話は当時からあったが、それが初めて現実のものとなったのは、1998年のRAINBOWトリビュート・アルバム「虹伝説」だった。自らのバンドPOWERNUDEを率いて活動する森川にとって、RAINBOWの楽曲をカヴァーする「虹伝説」のような企画盤なら参加は可能でも、梶山とオリジナル曲をプレイするようなパーマネントなユニットを結成することは不可能だ…とその時点では思われた。

 一方、梶山は「虹伝説」にゲスト参加したジョー・リン・ターナー(Joe Lynn Turner)と1998年以降、仕事を共にする機会が増え、梶山がジョーに渡した自作曲のデモから数多くの楽曲がジョーのアルバムで用いられたが、ジョーが歌わなかった楽曲を梶山のソロ・アルバムという形でリリースしようという話が2001年に持ち上がった。そのとき、梶山が森川に「自分の曲を歌ってくれないか」と持ち掛けたのが「GOLDBRICK」誕生のきっかけである。

2005年以降、GOLDBRICKとしては活動が停滞していたが、2018年、新たなボーカルとして藤井重樹を迎え3rdアルバム『THE BOUNDARY』をリリース[1]

メンバー

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第1期
第2期
第3期

ディスコグラフィー

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オリジナルアルバム

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  • GOLDBRICK (2003)
  • GOLDBRICK II (2004)
  • THE BOUNDARY (2018)

ライブアルバム

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  • LIVE!~GROOVY NIGHTS 2003 (2003)
  • MAX BODY GROOVE -GOLDBRICK LIVE 2005- (2005)

脚注・出典

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  1. ^ GOLDBRICK、14年ぶりに復活 BARKS 2018年8月9日 2018年9月25日閲覧

外部リンク

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