ゴールドウイン
日本の東京都渋谷区にあるスポーツウェア、スポーツ用品の製造販売を行う会社
(ゴールドウィンから転送)
株式会社ゴールドウインは、スポーツウェア、スポーツ用品の製造販売を行う会社。
本社(東京都渋谷区) | |
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役会設置会社 |
市場情報 | |
略称 | ゴルドウイン[1] |
本社所在地 |
日本 〒150-8517 東京都渋谷区松濤二丁目20番6号 北緯35度39分33.9秒 東経139度41分20.9秒 / 北緯35.659417度 東経139.689139度座標: 北緯35度39分33.9秒 東経139度41分20.9秒 / 北緯35.659417度 東経139.689139度 |
本店所在地 |
〒932-0112 富山県小矢部市清沢210番地 北緯36度37分35.2秒 東経136度53分49.3秒 / 北緯36.626444度 東経136.897028度 |
設立 | 1951年12月22日 |
業種 | 繊維製品 |
法人番号 | 3230001008974 |
事業内容 | スポーツ用品・ウェアの製造販売 |
代表者 |
西田明男(代表取締役会長) 渡辺貴生(代表取締役社長) |
資本金 |
70億7900万円 (2020年3月31日現在) |
売上高 |
連結:978億99百万円 単体:829億88百万円 (2020年3月期) |
営業利益 |
連結:174億80百万円 単体:138億55百万円 (2020年3月期) |
純利益 |
連結:107億70百万円 単体:73億70百万円 (2020年3月期) |
純資産 |
連結:468億52百万円 単体:294億46百万円 (2020年3月31日現在) |
総資産 |
連結:822億85百万円 単体:611億20百万円 (2020年3月31日現在) |
従業員数 |
1,878名(グループ 2,679名) (2020年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
シービーエイチケイ コリアセキュリティーズ デポジトリー9.77% 三井物産9.28% 北陸銀行4.21% 丸紅4.08% (2012年3月31日現在) |
関係する人物 | 西田明男(代表取締役会長) |
外部リンク | https://www.goldwin.co.jp/ |
概要
編集社名と同じ自社ブランドの「GOLDWIN」の他、ライセンスとして「エレッセ」、「ザ・ノース・フェイス」、「カンタベリー・オブ・ニュージーランド」「ヘリーハンセン」等の有力ブランドのスポーツウェア、スポーツ用品を製造販売している。
総合スポーツ用品メーカーとしてはミズノ、アシックス、デサントに次ぐ4位の規模であるが、事業をアスレチック、アウトドア、アクティブの3本体制とし、競技スポーツの他にアウトドア製品が充実していることが特徴である。
社名は、古代オリンピックの勝者を「ゴールド・ウイナー」と呼ぶことに由来し、競技者に栄冠がもたらされるようにとの願いが込められている。
2007年(平成19年)6月、水着事業を自社ブランドに切り替えたミズノから「SPEEDO」ブランドを三井物産とともに実質譲り受け、製造・輸入・販売を開始。当初は「日本水泳連盟指定」の壁に阻まれたが、「レーザー・レーサー」によって一気に形勢を逆転した。 また、かつて スズキ・エスクードとのタイアップでゴールドウインの名を冠した自動車を販売していたことで知られる。
沿革
編集- 1950年(昭和25年)6月 - 富山県西礪波郡津沢町(1962年から小矢部市津沢)に個人事業として創業。
- 1951年(昭和26年)12月 - 法人化、株式会社津沢メリヤス製造所となる。
- 1963年(昭和38年)6月 - 商号を株式会社ゴールドウインに変更。由来は翌年に予定された東京オリンピックでの日本選手の勝利を祈って(金メダル・勝利)[2]。
- 1964年(昭和39年)10月 - 東京オリンピックで日本人選手が獲得した16個の金メダルのうち、12個がゴールドウイン着用の選手による獲得となる[3]。
- 1975年(昭和50年) - Championブランドのスポーツウェアの取り扱いを開始する(ライセンス契約終了につき2016年2月末で販売終了)[4][5]。
- 1978年(昭和53年) - 「ザ・ノース・フェイス」の輸入販売を開始[6]。
- 1981年(昭和56年)2月5日 - 名古屋証券取引所第2部に株式上場[7]。
- 1991年(平成3年)12月 - 東京証券取引所第2部に上場。
- 1994年(平成6年) - 「ザ・ノース・フェイス」の国内商標権を取得[6]。
- 1995年(平成7年)9月 - 東京証券取引所第1部、名古屋証券取引所第1部に指定替え。
- 2003年(平成15年)2月 - 名古屋証券取引所上場廃止。
- 2006年(平成18年)9月 - 黒伏高原スノーパーク・ジャングルジャングルを運営していた関連会社の東根リゾート開発がスキー場を売却、事業撤退。
- 2007年(平成19年)6月 - 英国スピードインターナショナルとのライセンス契約を保有していたミズノが2007年5月末で契約を終了したことにより、以後の契約を筆頭株主の三井物産が締結。ライセンス契約に基づく製品製造・輸入・販売を同社から受託。
- 2022年(令和4年)10月 - スウェーデンの電動バイクメーカーCAKE 0 emission ABと日本国内における独占パートナー契約を締結した[8]。
- 2024年(令和6年)7月 - 韓国に子会社を設立すると発表[9]。
関係会社
編集連結子会社
編集- ゴールドウインテクニカルセンター(富山県小矢部市)(スポーツ用品関連事業)
- ゴールドウインロジテム(富山県小矢部市)(スポーツ用品関連事業)
- ゴールドウインエンタープライズ(富山県小矢部市)(スポーツ施設・スポーツ情報関連事業)
- ツーウイン(富山県小矢部市)
- 協同組合富山県ニット工業センター(富山県小矢部市)(スポーツ用品関連事業)
- イー・エス・ジー(東京都渋谷区)(スポーツ施設・スポーツ情報関連事業)
- ゴールドウイントレーディング(神奈川県海老名市)(スポーツ用品関連事業)
- カンタベリーオブニュージーランドジャパン(東京都墨田区)(スポーツ用品関連事業)
- 北京奥冠英有限公司(中華人民共和国北京市)(スポーツ用品関連事業)
関連会社
編集脚注
編集- ^ 基本情報 2021年3月9日閲覧
- ^ 朝日新聞連載「東京五輪物語」2018年3月17日付けより
- ^ 株式会社ゴールドウイン公式サイト。
- ^ “Championブランドの展開終了についてのお知らせ”. ゴールドウイン. 2023年7月18日閲覧。
- ^ “ゴールドウイン「チャンピオン」を事業譲渡 40年間の国内販売に幕”. WWD Japan (2015年5月14日). 2023年7月18日閲覧。
- ^ a b “ゴールドウイン「ザ・ノース・フェイス」売上高975億円 過去10年で5倍に成長”. WWD (株式会社 INFASパブリケーションズ). (2024年7月3日) 2024年7月7日閲覧。
- ^ “名古屋 新規上場相次ぐ名証”. 月刊経済 1981年4月号 (月刊経済社) (1981年4月).pp66
- ^ RIVER, CREEK & (2022年10月31日). “ゴールドウインが電動バイクを販売 スウェーデン企業と契約”. WWDJAPAN. 2022年10月31日閲覧。
- ^ “ゴールドウイン、韓国に直営店 現地企業と子会社設立”. 日本経済新聞 (株式会社日本経験新聞社). (2024年7月1日) 2024年7月7日閲覧。
関連項目
編集- カターレ富山(ユニフォームサプライヤーとして契約)
外部リンク
編集- 株式会社ゴールドウイン - 公式サイト
- GOLDWIN WEB STORE - 公式通販サイト
- 241 スノーボード ウェア - 取扱いブランド