ゴードン・リンゼイ
ジェームズ・ゴードン・リンゼイ(James Gordon Lindsay、1906年 - 1973年)は、アメリカの伝道者であり、聖書学校クライスト・フォー・ザ・ネイションズ(CFNI、アメリカ・テキサス州)の創立者である。
経歴とミニストリー
編集- 1947年 米国オレゴン州アシュランドにて教会の牧師となる。
同年、ウィリアム・マリオン・ブランハム(ウィリアム・ブラナーム)師のマネージャーとなる。
- 1948年 『いやしの声』誌(The Voice of Healing)を発行する。
- 1949年 『いやしの声』誌のメンバーである伝道者たち(T・L・オズボーン、オーラル・ロバーツら)の最初の大会を開催。
その後、海外宣教への支援活動にも力を注ぐ。また、ラジオによる伝道も開始する。
- 1956年 世界宣教のためのクルセードを開催し、世界各地に奉仕者のチームを派遣する。
- 1968年 『いやしの声』誌の名称は「ワールド・ワイド・リバイバル」に変更され、さらにその後、「クライスト・フォー・ザ・ネイションズ」となる。
- 1970年 聖書学校「クライスト・フォー・ザ・ネイションズ」(CFNI アメリカ・テキサス州)を妻のフレッダ・リンゼイとともに設立する。
聖書学校(現在は1200人を越える学生が集う。世界50ヶ国に250の学校がある)のほか、文書伝道、イスラエルにおけるユダヤ人伝道、祈りとテープによる伝道活動も継続されている。CFNIの働きは、現在は息子のデニス・リンゼイらが受け継ぎ、全世界120ヶ国で宣教活動が展開されている。発展途上国の教会への経済支援なども行っている。
- 1973年4月1日 死去。(妻フレッダ・リンゼイは2010年3月死去。95歳)
著作活動
編集彼は非常に優れた聖書教師でもあり、著作は250冊以上に及ぶ。 ゴードン・リンゼイについて、ケネス・E・ヘーゲン師は、「キリスト教界で尊敬されていた指導者であり、彼らの著書は霊的にバランスがとれている」と推奨している。 韓国の大教会の牧師であるチョー・ヨンギ(趙鏞基)師は、1976年、ゴードン・リンゼイの妻フレッダ・リンゼイが韓国を訪れた際、彼女にこう語ったと伝えられている。「私はリンゼイ兄弟の本から多くのことを学んでいます。私は何年も彼の本から学んでいます」 ゴードン・リンゼイの数多くの著作は、聖書の教えている内容を正しく説き明かしており、世界の指導者に大きな影響を及ぼしている。
著書
編集- 『カリスマティック・ミニストリー』 エターナル・ライフ・ミニストリーズ
- 『神のいやし Q&A』 ゴードン&フレッダ・リンゼイ共著 エターナル・ライフ・ミニストリーズ
- 『結婚・離婚・再婚』 エターナル・ライフ・ミニストリーズ
- 『病人をいやす方法』 ゴードン・リンゼイ&ケネス・ヘーゲン共著 エターナル・ライフ・ミニストリーズ
参考文献
編集- 『The House Lord Built』Gordon Lindsay 米国クライスト・フォー・ザ・ネイションズ(CFNI)発行