コンフェッションズ・パート2
「コンフェッションズ・パート2(Confessions Part II)」は、アメリカ合衆国のR&B歌手アッシャーとジャーメイン・デュプリ、ブライアン・マイケル・コックスによって製作されたアッシャーのR&B楽曲で、アッシャーの2004年のアルバム『コンフェッションズ』からのサード・シングル。この楽曲のプロデュースは、デュプリ、コックスが行っている。
「コンフェッションズ・パート2 Confessions Part II」 | ||||||||
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アッシャー の シングル | ||||||||
初出アルバム『コンフェッションズ』 | ||||||||
リリース | ||||||||
規格 | シングル | |||||||
録音 | 2003年7月 | |||||||
ジャンル | R&B | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | BMG、アリスタ | |||||||
作詞・作曲 | アッシャー・レイモンド、ジャーメイン・デュプリ、ブライアン・マイケル・コックス | |||||||
プロデュース | ジャーメイン・デュプリ、ブライアン・マイケル・コックス | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
ゴールド(RIAA) | ||||||||
チャート最高順位 | ||||||||
1位(アメリカ)/ 5位(イギリス) | ||||||||
アッシャー シングル 年表 | ||||||||
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解説
編集この楽曲「コンフェッションズ・パート2」は、歌詞中の主人公の男性が愛人の妊娠の事実を彼の恋人へ告白(男性の不義、背信についてうたった「コンフェッションズ・パート1」の続編)しようとする様子についてうたった楽曲となっている。リリースの同時期にアッシャーのプライベートでの浮気発覚という話題もあったことから[1]、この楽曲の歌詞はアルバムのリリース前から論議を呼び、早くから世間はこれはアッシャー自身ついてうたったものでアッシャー自身の告白であるという断定的な見方をしていた。しかしアルバムのリリース後のちに、楽曲の製作に関わったジャーメイン・デュプリとアッシャー本人は楽曲について、アッシャーの友人の類似した体験談にインスピレーションを受け製作したものであり、それ以上でも以下でもないと語っている。この楽曲は、批評家からは様々な評価を受けている。
成功を収めた「バーン」に続くアルバムからのサード・シングルとしてリリースされたこのシングル「コンフェッションズ・パート2」は、全米シングルチャートBillboard Hot 100にて2週連続の1位を記録した。アルバムからは3作目の1位となった。[2]世界でも、前作よりは劣るものの成功を収めている。
チャート成績
編集「コンフェッションズ・パート2」は、前作「バーン」の成功にのるかたちでアメリカ合衆国で成功を収めている。このシングルは、総合シングルチャートBillboard Hot 100に48位で初登場した。この順位は、ファースト、セカンドシングルの「Yeah!」、「バーン」よりも登場順位としては高い順位となった。2004年7月24日付のチャートでは最高位1位を記録し、これにより通算8週にわたって1位を獲得し続けていた同じくアッシャーの「バーン」から1位を奪う形となった。同一アーティストによる1位奪取は、同年にアッシャー自身の楽曲「バーン」が「Yeah!」から1位を奪って以来、2度目の快挙となった。翌週も1位を獲得し、2週連続の1位を果たしている[2]。またこのシングルは前2作と共に25週目でHot 100からチャートアウトするまでのあいだ、合計13週にもわたってトップ10に残り続けるヒットとなった。このシングルは、RIAAよりゴールドの認定を受けている[3]。
リミックス
編集この楽曲のリミックスには、シャイン、カニエ・ウェスト、トゥイスタ、ジャーメイン・デュプリが参加している。
ミュージック・ビデオ
編集この楽曲のミュージック・ビデオは、クリス・ロビンソンが監督を、アッシャーが副監督を務めており、クリスは次作となる4作目のシングル「マイ・ブー」でも監督を務めている。
収録曲と規格
編集- イギリス CD 1
- コンフェッションズ・パート2
- マイ・ブー(Duet with アリシア・キーズ)
- イギリス CD 2
- コンフェッションズ・パート2
- マイ・ブー
- コンフェッションズ・パート2(Remix featuring シャイン, カニエ・ウェスト & トゥイスタ)
- コンフェッションズ・パート2(ミュージック・ビデオ)
- マイ・ブー(ミュージック・ビデオ)
余談
編集リミックス版のオープニング部分にある、電話の呼び出し音の後に続く女性とアッシャーが「Hey!」「Hey, what's up?」と会話している部分が、「『はい?』『電話した!?』」と日本語で聞こえるため空耳アワーとしてタモリ倶楽部で紹介され、空耳アワードグランプリを受賞したことがある。
脚注
編集- ^ “コンフェッションズ / アッシャー - EDITORS REVIEW”. notrax. 2008年10月24日閲覧。
- ^ a b Ooishi. “これを聴かずに、2004年の音楽界は語れない傑作アルバム!”. Neowing. 2008年10月24日閲覧。
- ^ “Gold and Platinum” (英語). RIAA. 2008年3月6日閲覧。
先代 アッシャー「バーン」 |
アメリカ合衆国 Billboard Hot 100 第1位 2004年7月24日 - 2004年7月31日付 |
次代 ジュブナイル「スロー・モーション」 |
先代 アリシア・キーズ「イフ・アイ・エイント・ガット・ユー」 |
アメリカ合衆国 Billboard Hot R&B/Hip-Hop Singles & Tracks 第1位 2004年7月10日 - 2004年7月17日付 |
次代 テラー・スクワッド「リーン・バック」 |