コンコイド
コンコイド(conchoid)は直交座標の方程式
名称
編集当初は、形がムラサキイガイ (古希: κόχλος) に似ていることから、コクロイド (cochloid, 古希: κοχλοειδὴς γραμμή) と呼ばれていた。しかし、やがてコンコイド (conchoid, 古希: κογχοειδὴς γραμμή) と呼ばれるようになった[1]。
性質
編集パラメータ表示では
と表される。 極座標の方程式では
と表される。
x軸に対して線対称である。x=aを漸近線に持つ。
参考文献
編集- 『曲線の事典 性質・歴史・作図法』 礒田正美、Maria G. Bartolini Bussi編、田端毅、讃岐勝、礒田正美著
- 共立出版、2009年 ISBN 9784320019072
- ^ a b Greek Mathematical Works, Volume I: Thales to Euclid. Translated by Ivor Thomas. Loeb Classical Library 335. Cambridge, MA: Harvard University Press, 1939. pp.299-303. (Pappus(アレキサンドリアのパップス), Collection iv. 26. 39-28. 43, ed. Hultsch 242. 13-250. 25)