コロンビア・スーペルリーガ
スーペルリーガ・コロンビアーナ(スペイン語: Superliga Colombiana、[su.pɛɾ.ˈli.ɣa ðe ko.ˈlõm.bja], 英語: Colombian Superleague)は、コロンビアサッカー1部リーグ(カテゴリア・プリメーラA)の前期優勝クラブと後期優勝クラブが対戦し、通年優勝を決めるサッカー大会である。
スーペルリーガ・コロンビアーナ | |
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開始年 | 2012年 |
地域 | コロンビア |
参加チーム数 | 2 |
前回優勝 | デポルティボ・トリマ (1目) |
最多優勝 | サンタフェ (4回) |
TV放送 | Win Sports |
サイト | Official Site |
2024 |
概要
編集リーガという名称から通年リーグであるとよく勘違いされるが、実際には2チームのみが参加する通年優勝決定戦である。ディマジョールの主催で2012年に始まった。通常は前期(アペルトゥーラ)開始前の1月に行われる。参加クラブには賞金が与えられる。
歴史
編集2011年当時ディマジョール会長であったラモン・ヘスルンは、コパ・コロンビアーナ優勝クラブとカテゴリア・プリメーラAの優勝クラブ(1クラブ)が対戦する大会の創設を提案した。2012年3月のディマジョール総会において、スーペルリーガの創設が決定[1]。提案されていたコパ優勝クラブではなく、カテゴリア・プリメーラ前期優勝と後期優勝の2クラブが参加するというものに変更がなされた。2014年からはスーペルリーガの勝者にコパ・スダメリカーナへの参戦権が与えられたが、2017年にコパ・スダメリカーナのルール変更に伴い、翌年から参戦権の代わりに賞金が与えられることになった[2]。
大会フォーマット
編集前述の通り、前年度の前期リーグ(アペルトゥーラ)優勝クラブと後期リーグ(フィナリサシオン)優勝クラブが参加する。一つのクラブが前期と後期を制した場合は、前年度の第1ステージで最も優れた成績を残したクラブが参加する。勝敗はホーム&アウェーの2試合で決定される。前年度より多くの勝ち点を残したクラブが2試合目をホームで戦うことができる。2020年は1月中の開催が難しかったことから6月に中立地で1試合を行う方式に変更がなされた。(のちの新型コロナウイルス流行の影響により、9月に再延期。従来のホーム&アウェー方式へ再び変更された[3]。)
賞金
編集優勝クラブには5億1000千万コロンビアペソ、準優勝クラブには2億6000万ペソ、総額7億7000万ペソの賞金が与えられる。カテゴリア・プリメーラAには優勝賞金が無いため、実質的にスーペルリーガとコパ・リベルタドーレスで受け取る賞金がクラブがカテゴリ・プリメーラA優勝で受ける恩恵である[4]。
年 | 優勝(括弧内は通算優勝回数) | 試合結果 | 準優勝 |
---|---|---|---|
2012 | アトレティコ・ナシオナル (TA) (1) |
3:1 3:0 |
ジュニオール (TF) |
2013 | サンタ・フェ (TA) (1) |
2:1 1:0 |
ミジョナリオス (TF) |
2014 | デポルティボ・カリ (RC) (1) |
2:1 0:1 (4:3 pen.) |
アトレティコ・ナシオナル(TA-TF) |
2015 | サンタ・フェ (TF) (2) | 1:2 2:0 |
アトレティコ・ナシオナル (TA) |
2016 | アトレティコ・ナシオナル (TF) (2) |
2:0 3:0 |
デポルティボ・カリ (TA) |
2017 | サンタ・フェ(TF) (3) |
0:0 1:0 |
インデペンディエンテ・メデジン (TA) |
2018 | ミジョナリオス (TF) (1) |
0:0 2:1 |
アトレティコ・ナシオナル (TA) |
2019 | アトレティコ・ジュニオール (TF) (1) | 1:2 1:0 (3:0 pen.) |
デポルティボ・トリマ (TA) |
2020 | アトレティコ・ジュニオール (TA) (2) |
1:2 0:2 |
アメリカ・デ・カリ (TF) |
2021[6] | サンタ・フェ (4) |
1:2 3:2 |
アメリカ・デ・カリ (TA) |
2022 | デポルティボ・トリマ (TA) (1) | 1:1 1:0 |
デポルティボ・カリ (TF) |
クラブ別優勝回数
編集クラブ | 優勝回数 | 準優勝回数 | 優勝年度 | 準優勝年度 |
---|---|---|---|---|
サンタフェ | — | 2013, 2015, 2017 | — | |
アトレティコ・ナシオナル | 2012, 2016 | 2014, 2015, 2018 | ||
ジュニオール | 2019, 2020 | 2012 | ||
デポルティーボ・カリ | 2014 | 2016, 2022 | ||
デポルテス・トリマ | 2022 | 2019 | ||
ミジョナリオス | 2018 | 2013 | ||
インデペンディエンテ・メデジン | — | — | 2017 | |
アメリカ・デ・カリ | — | — | 2020 |
脚注
編集- ^ [1]、En proyecto la Supercopa Postobón
- ^ [2]、Dimayor determinó que desde 2014 el ganador de la Superliga irá a Sudamericana
- ^ [3]、No todo está solucionado: los problemas a solucionar por la Dimayor
- ^ [4]、These are the cash prizes for the Superliga champion
- ^ [5]、 Liga Betplay 2020 Historia de la Superliga de Colombia: Todos los campeones y ediciones
- ^ 後期チャンピオンは新型コロナウィルス感染拡大の影響のため決定されず、代わりに集計テーブル1位のサンタフェが出場した。