コルス=デュ=シュド県

フランスの県

コルス=デュ=シュド県 (コルス=デュ=シュドけん、Corse-du-Sud、直訳: 南コルシカ県コルシカ語: Pumonte) は、フランスコルシカ島(コルス島)の南半分を占める(デパルトマン)である。県庁所在地は、島の西部のアジャクシオ

コルス=デュ=シュド県
Département de la Corse-du-Sud
Département de la Corse-du-Sud章
コルス=デュ=シュド県章
位置
Département de la Corse-du-Sudの位置
概要
県番号 2A
地域圏 コルシカ
県庁所在地 アジャクシオ(Ajaccio)
郡庁所在地 サルテーヌ
2
小郡 22
コミューン 124
県議会議長 ピエール=ジャン・ルシアニ
統計
人口
国内99位
  (2011年)
145,846人
人口密度 36人/km2
面積¹ 4,014 km2
¹ 「French Land Register data」(1平方キロ以上の湖沼、エスチュアリー、氷河などの水面積除く。
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地図

なお、2018年1月より、コルシカ島においては県が廃止され、県議会(conseil général)、および県庁(préfecture)の権限、機能は、コルシカ島全体を統括するコルス地方公共団体(Collectivité de Corse)に移されている。ただし、コルス=デュ=シュドの呼称は現在も旧県領域(circonscription départementale)として使用されている。

歴史

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1976年1月1日に、かつてのコルス県の南半分が分割されて誕生した。島の北側はオート=コルス県である。

1998年2月6日、当時の県知事クロード・エリニャック(fr)が、コルス・ナショナリストによって暗殺されている。

2018年1月1日、廃止。議会および県庁の権限・機能はコルス地方公共団体に移された。

地理

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西は地中海、南東はティレニア海、南はボニファシオ海峡を挟んでサルデーニャ島と向かい合っている。

地中海性気候で、夏は暑く乾燥し、冬は温暖で雨が多い。しかし島はまた、高山性気候を冬にもたらすことが知られる。5月から6月まで、山の頂上が雪で覆われるのは珍しいことではない。

コルス=デュ=シュドは、その面積の66%までが植林されている、国内で割合の高い県である[1]。コルスの植生は本質的に以下の区分がされる。

  • マキ - 酸性土壌で育つイチゴノキ、ピスタシア・レンティスクス(fr)、コルクガシなどの低木の茂み
  • 松林
  • クリ、オーク、ユーカリの森

人口統計

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1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2005年
122 000 128 634 108 604 118 174 118 466 128 018

出典 : Insee[2] · [3], IAURIF[4] · [5]

交通

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空路

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  • アジャクシオ・ナポレオン・ボナパルト空港
  • フィガリ・シュド・コルス空港

どちらの空港もアジャクシオ・コルス・デュ・シュド商工会議所が管理している。

水上交通

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県内には4つの港があり、そのうち3つは、本土からまたはサルデーニャからの旅客の乗り降りと貨物運搬の混合利用である。

  • アジャクシオ港 - マルセイユ、トゥーロン、ニースからの定期航路発着
  • プロプリアノ港 - マルセイユおよびポルト・トッレスからの定期航路発着
  • ボニファシオ港 - サンタ・テレーザ・ガッルーラとの非定期航路発着。商業用ではないが、クルーズ船舶が入港する
  • ポルト=ヴェッキオ港 - マルセイユからの定期航路発着

鉄道

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  • コルシカ鉄道のバスティア-アジャクシオ路線がグラノヴァ谷沿いに運行する。

ギャラリー

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脚注

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出典

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