コリーン
コリーン(チェコ語: Kolín [ˈkoliːn])は、チェコの中央ボヘミア州に位置する町。首都プラハから東に55km、エルベ川に面する。
コリーン Kolín | |||||
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町役場 | |||||
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位置 | |||||
位置図 | |||||
座標 : 北緯50度01分00秒 東経15度12分00秒 / 北緯50.01667度 東経15.20000度 | |||||
行政 | |||||
国 | チェコ | ||||
州 | 中央ボヘミア州 | ||||
地区 | コリーン地区 | ||||
町 | コリーン | ||||
町長 | イジー・ブジーチ | ||||
地理 | |||||
面積 | |||||
町域 | 34.97 km2 (13.5 mi2) | ||||
標高 | 220 m (722 ft) | ||||
人口 | |||||
人口 | (現在) | ||||
町域 | 30823人 | ||||
人口密度 | 881人/km2(2282人/mi2) | ||||
その他 | |||||
等時帯 | 中央ヨーロッパ時間 (UTC+1) | ||||
夏時間 | 中央ヨーロッパ夏時間 (UTC+2) | ||||
郵便番号 | 280 02 | ||||
公式ウェブサイト : www.mukolin.cz/ |
歴史
編集13世紀にオタカル2世によって建設され、Colonia nova(新しい植民地)と名づけられた。1437年に城が築かれ、1475年から1488年にかけてはイジーの息子でルネッサンス期の作家であるヒネク・ゼ・ストラージュニツがこの城で暮らした。
七年戦争中の1757年にはこの地で戦闘(コリンの戦い)が起きた。第二次世界大戦中の1944年には、石油作戦によって精油所が爆撃を受けた。
2005年春、市街の北端にトヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービルの合弁工場が建てられた。現在は3000人が働き、一年で30万台の自動車を生産している。
旧市街には現在でも多くのゴシック、バロック様式の建物が立ち並ぶ。中央市場、ユダヤ人のゲットー、シナゴーグ、ペーター・パルラーによって設計された13世紀の聖バルトロメウス教会などが有名。
出身有名人
編集- ヤクブ・クルチーン - 16世紀の運河、ダムの建設者
- ヤン・ロサツィウス - 17世紀の司祭、作家
- カレル・レゲル - 19世紀の詩人
- オトカル・フィスフェル - 劇作家、翻訳家、詩人、批評家
- ヨゼフ・スヴァトプルク・マファール - 20世紀の作家
- ボフダン・ウリフラフ - プロテニス選手
- ヴァーツラフ・モラーヴェク - 反ナチレジスタンス運動の英雄
- ヨゼフ・スデック - 写真家
- フランク・ダニエル - 映画脚本家
- ジャン=ガスパール・ドゥビュロー - ボヘミア系フランス人の俳優
- フランティシェク・クモーフ - 作曲家、指揮者