コマゼミMeimuna mongolica[1][2][3]ツクツクボウシ属に属するセミである。身体の色は濃い灰色で、 緑色の模様がある。体には白い粉が覆われており、腹の先には白い模様がある。雌は長い産卵管がある。「スルラムー!スルラムー!」という声で鳴き、真夏には高い枝に座って鳴く。主に7月下旬 - 8月下旬頃に現れる。幼虫抜け殻蝉退に用いられる[1][3]朝鮮語では普通スルンメミ(쓰름매미)またはスルラミ(쓰르라미)と呼ぶ。

コマゼミ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
亜綱 : 有翅昆虫亜綱 Pterygota
: カメムシ目(半翅目) Hemiptera
亜目 : ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
上科 : セミ上科 Cicadoidea
: セミ科 Cicadidae
亜科 : セミ亜科 Cicadinae
: ツクツクボウシ族 Dundubiini
: ツクツクボウシ属 Meimuna
Distant, 1905
: コマゼミ M. mongolica
学名
Meimuna mongolica
Distant, 1881
和名
コマゼミ

ツクツクボウシとの違い

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ツクツクボウシ属のコマゼミはツクツクボウシの形に似ているが、体の模様と鳴き声ではっきりとした違いがある。複雑な鳴き声を持つツクツクボウシとは違って、コマゼミは「スルラムー!スルラムー!」と単調に鳴く。

コマゼミの鳴き声は日本産のオオシマゼミと似ているが、テンポとメロディーに差がある。

脚注

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  1. ^ a b センタイ/新常用和漢薬集 | 公益社団法人東京生薬協会”. www.tokyo-shoyaku.com. 2023年7月15日閲覧。
  2. ^ 世界のセミ200種”. 大阪市立自然史博物館友の会ネットショップ (2007年7月7日). 2023年7月15日閲覧。
  3. ^ a b ・日本薬局方外生薬規格2022について(◆令和04年03月08日薬生薬審発第308001号)”. www.mhlw.go.jp (2022年3月8日). 2023年7月15日閲覧。

関連項目

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