コニチワ・レコード
コニチワ・レコード(Konichiwa Records)は、スウェーデンの女性ポップス歌手ロビンが創設したレコードレーベル。所属しているのは、彼女自身だけである[1]。Konichiwa は、日本語の挨拶「こんにちは」をローマ字化したものであり、日本語ではコンニチワ・レコードと表記されることもある[2]。
コニチワ・レコード | |
---|---|
設立 | 2005年 |
設立者 | ロビン(Robyn) |
販売元 | Interscope(米国) 米国以外は自社 |
ジャンル | ポップ、ダンス、シンセポップ、ダンス・ポップ |
国 | スウェーデン |
公式サイト | konichiwa.se |
背景
編集ロビンは、新たに取り組んだエレクトロ・ポップ作品のサウンドが、当時所属していたジャイヴ・レコードの気に入らなかったことから、レーベルと対立してしまった。特に、イギリスでチャートの26位、スウェーデンで37位まで上昇した「Who's That Girl」のサウンドが、レーベルの意に沿うものではなかった。ロビンは2005年はじめに、自分のレーベルを立ち上げるべくジャイヴ・レコードを離れ、自由な芸術的創作のためにコニチワ・レコードが生み出された。
展開と作品の発表
編集この新しいレーベルから最初の作品となったロビンのアルバム『Robyn』には、Teddybears STHLM のクラス・オールント(Klas Åhlund)や、スウェーデンのデュオ The Knife、シェイロン・スタジオ(Cheiron Studios)のプロデューサーだったアレキサンダー・クロンルント(Alexander Kronlund)との共作などが収録されている。
アルバムのほか、シングル6枚がリリースされている。レーベルから発表された作品は、米英瑞のチャートでそこそこの好成績をあげた。ロビンは、「大ボスにはなりたくない」ので、自分以外のアーティストをレーベルに契約する事はないと表明している。現在の自分の音楽に集中したいというのが、彼女の意向である。2010年春、ロビンは3枚連作のアルバム「The Body Talk Series」のリリースを予告した。順次発売された『Body Talk Pt. 1』、『Body Talk Pt. 2』、『Body Talk』は世界各地で成功を収め、シングル「Dancing On My Own」も大ヒットとなった。
出典・脚注
編集- ^ “Konichiwa Records”. Konichiwa Records. 2011年4月29日閲覧。 “This record company only exists to release Robyn's own music, please do not send demo's.”
- ^ “アメリカのビッチにコンニチハ!”. Hotwire Japan. (2008年3月31日) 2011年4月29日閲覧。