ゲケドゥ
ギニアの都市
ゲケドゥ(Guéckédou)は、ギニアの都市。ゲケドゥグ(Guéckédougou)とも呼ばれる。ギニア南部に位置し、リベリアやシエラレオネとの国境近くに位置する。ンゼレコレ州に属し、ゲケドゥ県の県都である。人口は1996年には79,140人であったが、その後2000年と2001年にリベリア内戦とシエラレオネ内戦が相次いで起き、国境近くのこの町に難民が押し寄せたため人口が急増し、2008年には221,715人となった。北緯8度34分、西経10度8分に位置する。
ゲケドゥ Guéckédou (ゲケドゥグ) | |
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ゲケドゥ病院 | |
ギニア国内におけるゲケドゥの位置。 | |
北緯8度34分 西経10度08分 / 北緯8.567度 西経10.133度 | |
国 | ギニア |
州 | ンゼレコレ州 |
県 | ゲケドゥ県 |
標高 | 1,289 ft (392 m) |
人口 (2008年) | |
• 合計 | 221,715人 |
等時帯 | グリニッジ標準時(GMT) |
ゲケドゥは週ごとに開かれる大きなマーケットで知られており、ギニア国内のみならずリベリアやシエラレオネ、コートジボワールからも商人が集まり、活況を呈する。
2007年12月12日、ランサナ・コンテ大統領に反対する市民たちが警察署を襲撃した[1]。
2014年2月から3月にかけて、住民、病院関係者の中でエボラ出血熱が発生。数十人が死亡した[2]。2021年にはエボラ出血熱の終息宣言が出されたが、一方でギニア初のマールブルク熱の患者が確認、同年8月には1人が死亡している[3]。
脚注
編集- ^ "Protests as Guinea strike resumes", BBC news, 12 February, 2007
- ^ “ギニアの伝染病、エボラ出血熱と確認 死者59人に”. AFP (フランス通信社). (2014年3月23日) 2014年3月24日閲覧。
- ^ “出血熱の症状引き起こすマールブルグ病、ギニアで死者 西アフリカで初の症例”. CNN (2021年8月11日). 2021年8月15日閲覧。